里塚・美しが丘地区センター(清田区里塚2条5丁目)で6月20日(水)、「民謡コンサート&懐かしの唱歌・世界の名曲を歌おう会」が開催され、およそ100人の地域住民が参加、楽しい歌と音楽の時間を過ごしました。
里塚・美しが丘地区センター10周年記念として開催されたもので、同センターで活動する「みんなで元気に歌おう会」代表の小山内國行さんが企画、進行を行いました。
はじめに「懐かしの唱歌・世界の名曲を歌おう会」。立石功さん(平岡在住)のアコーディオン伴奏などで、「埴生の宿」「トロイカ」「故郷」など懐かしの唱歌をみんなで歌いました。曲と曲の間では、小山内さんが歌にまつわるお話を紹介し、歌声喫茶のような楽しい時間でした。
また、小山内さんのギター、立石さんのアコーディオンなどによるかつての流行歌のイントロクイズも行われました。
「酒は涙か溜息か」「リンゴの唄」「丘を越えて」「かえり船」「古城」「北の旅人」など、どれも懐かしい歌謡曲ばかりで、年配の人たちは懐かしそうに曲当てを楽しみました。
休憩の後はお待ちかねの民謡ショー。里塚・美しが丘地区センターではおなじみの尺八の橋本竹仙さん、三味線の笠井登鳳さんに加えて井上隆聖さん、髙橋玉舟さんの4人が登場、「ソーラン節」「真室川音頭」「相撲甚句」「磯はら節」などを披露しました。
途中で、爆笑民謡でおなじみの平野勝子さんが飛び入り参加し、爆笑トークで客席を沸かせました。
最後に、笠井さんの三味線と立石さんのアコーディオンによる和洋楽器の共演、これは圧巻でした。
懐かしの唱歌、歌謡曲、民謡。年配者の皆さん方が存分に楽しんだ2時間半でした。小山内さんら地域住民主導の企画で、これだけのイベントを実現してしまう地域の底力、すごいです。
里塚・美しが丘地区センターは平成20年4月に開館し、今年で10周年を迎えました。地域とともに歩んだ10年でした。
7月1日(日)には、同地区センターのお祭り「夏の超つながるフェスタ」(10時~15時)が開催されるほか、7月14日(土)には屋上ビアガーデン(15時~19時)が10周年記念として行われます。
7月9日(月)~7月15日(日)には、ノスタルジー画家の展覧会「昭和のくらし展~野島理の世界」が行われるなど、10周年記念イベントが目白押しです。
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