ひらおか庭園コンサートが9月22日(土)、平岡樹芸センター(みどりーむ)=札幌市清田区平岡4条3丁目=で行われました。

ひらおか庭園コンサート

北修学園マーチングバンド・フラッシュキッズ

 樹芸センターのボランティアグループ・環境サポーターズ「三次郎の会」と、樹芸センターを管理する公益財団法人札幌市緑化協会の主催で、今年で10回目となりました。

フラッシュキッズのちびっ子たち

 9月6日未明の地震により札幌市内がまだ非常事態ということで、出演予定だった札幌市消防音楽隊が急きょ、出演できなくなりました。

平岡中央小学校合唱団

 今年は地元清田区の合唱団や小中学生たちだけの演奏となりましたが、どの出演者からも「地震を乗り越えていこう」という気持ちが伝わってきて、コンサートはとても素晴らしいものでした。

 さとづか幼稚園で練習している北修学園マーチングバンド・フラッシュキッズの元気あふれる演奏で始まりました。

コール・フォーレスト

 平岡中央小学校合唱団は「少年時代」や「翼をください」などを演奏。天使のような清らかな歌声が、緑に囲まれた会場に響き渡りました。

 地域の合唱団コール・フォーレストは「学生時代」や「島唄」などを演奏、やさしい歌声が会場の人たちの心に沁みたことでしょう。

響楽太鼓

 恒例の全体合唱では、会場のみんなで「上を向いて歩こう」と「ふるさと」を歌いました。

平岡緑中学校吹奏楽部

 さらに、演奏は続き、響楽太鼓の皆さんがドドンと「ソーラン節」「三宅太鼓」などを力強く演奏しました。会場では、太鼓の音に元気をもらった人も多かったのではないでしょうか。

 最後は平岡緑中学校吹奏楽部が、そろいの青いTシャツ姿で登場。元気な中学生たちの力いっぱいの演奏で、今年の庭園コンサートを締めくくりました。

観客の皆さん

 コンサートは、環境サポーターズ「三次郎の会」の皆さんにより準備、運営されました。音響も、歌声ボランティア「ふれあいサポート」が設備一式を持ち込み、行いました。地震を乗り越え、地域の人たちで創り上げたすばらしいコンサートだったと思います。

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