里塚・美しが丘地区センター(札幌市清田区里塚2条5丁目)で10月11日(金)、さとみ寄席「桂三段・笑福亭羽光二人会」が行われました。

桂三段さん

 「地域で身近に落語を」と、里塚・美しが丘地区センターが主催し、住民グループ「桂三段さんを応援する清田の会」の協力で開催しました。

笑福亭羽光さん

 桂三段さんは帯広出身で、桂三枝(現、桂文枝)師匠に入門。2015年から清田区に住み、札幌を拠点に活動しています。

 笑福亭羽光さんは大阪府高槻市出身で、現在は静岡県三島市在住。平成19年に笑福亭鶴光師匠に入門、第12回相模原若手落語家選手権優勝、渋谷らくご大賞受賞など活躍しています。

 桂三段さんは古典落語の「寝床」と自作の「プラスティックの海―亀吉とノッコ」の2席、笑福亭羽光さんは新作落語の「読書感想文」と「私小説落語―思い出のプリクラ」の2席を披露しました。

 桂三段さんの落語中に、笑福亭羽光さんが楽屋から飛び出してきて、おもわず2人で漫才のような格好になった一幕もあり、大受けでした。

 会場には40人ほどの住民が詰めかけました。2人のテンポのいい話しっぷりに何度も笑いの渦が巻き起こりました。

 会場の一角では、桂三段さんと笑福亭羽光さんの手ぬぐいなどのグッズも販売。販売は、「桂三段さんを応援する清田の会」のメンバーが手伝いました。

 早速、手ぬぐいを購入して首に巻き付けて落語鑑賞する人もいて、笑福亭羽光さんは「ここはアットホームな感じがして、いいね」と感激の面持ちでした。

 落語会終了後、桂三段さん、笑福亭羽光さんと、里塚・美しが丘地区センター職員、「桂三段さんを応援する清田の会」のメンバーらで記念写真を撮りました。

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