ひらおか庭園コンサートが9月10日(土)、平岡樹芸センター(愛称・みどりーむ)=清田区平岡4条3丁目=で開催されました。途中から、あいにくの雨模様になりましたが、多くの人が詰めかけ、緑豊かな野外でのコンサートを堪能しました。

札幌北野少年少女合唱団の元気な歌声

札幌北野少年少女合唱団の元気な歌声

北野台中学校合唱部

北野台中学校合唱部

平岡樹芸センターの魅力アップに取り組む環境サポーターズ「三次郎の会」と平岡樹芸センターを管理する札幌市公園緑化協会の主催で、平成21年から毎年9月に実施しており、今年で8回目。会場は緑の木々に囲まれた芝生広場です。

コール・フォーレスト

コール・フォーレスト

 今年は、札幌北野少年少女合唱団、北野台中学校合唱部、地域のコーラスグループ「コールフォーレスト」、北大弦楽四重奏、平岡中学校スクールバンド、陸上自衛隊第11音楽隊が出演、演奏しました。

雨を避け、テント内で演奏。北大弦楽四重奏

雨を避け、テント内で演奏。北大弦楽四重奏

 前半は合唱の部。初出演の札幌北野少年少女合唱団の元気な歌声で始まりました。

 後半の北大弦楽四重奏の演奏のころから、雨模様となりました。楽器が濡れないように急きょテントを設け、演奏者はテントの中で演奏しました。モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章」など、観客は雨に濡れながらも、素晴らしい演奏に聴き入っていました。

平岡中学校スクールバンド。先生は傘を差しながらの指揮に。

平岡中学校スクールバンド。先生は傘を差しながらの指揮に。

 続く平岡中学校スクールバンドの演奏のときは雨も強くなり、指揮する先生は傘を持ちながらのスタイルになりました。中学生たちは、NHK連続ドラマのテーマ曲「365日の紙飛行機」などを見事に演奏しました。

迫力ある演奏を披露、陸上自衛隊第11音楽隊

迫力ある演奏を披露、陸上自衛隊第11音楽隊

 最後の陸上自衛隊第11音楽隊は「美空ひばりメドレー」などを力強く演奏しました。自衛隊音楽隊の演奏を楽しみに来た人も多く、雨にもめげず、多くの人が最後まで席を立たず、演奏を聴き入っていました。

 平岡樹芸センター(みどりーむ)は昭和59年に開園した公園で、ノムラモミジなど8種類のモミジが700~800本植えられ、毎年10月下旬には見事な紅葉の景色になります。

晴れ間がのぞいた時の客席

晴れ間がのぞいた時の客席

 環境サポーターズ「三次郎の会」は、樹芸センターを魅力ある公園にしたいと2009年に設立したボランティアグループ。この地と樹木を札幌市に寄贈した故竹澤三次郎氏の名から「三次郎の会」という名称にしたそうです。

雨が降り、傘の花が

雨が降り、傘の花が

 「三次郎の会」は、庭園内の除草や剪定、夏祭りや庭園コンサート、冬のスノーキャンドルなどのイベント開催、春と秋の庭園ガイドなどの活動を行っています。一緒に活動をしてみたい方は、事務局の竹澤花木園(TEL 011-881-1257)へ。

 

 

 

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