清田小学校(清田区清田1条4丁目)は1月27日(金)に校庭で開催する雪上のイベント「まちの灯り」で、校舎にプロジェクションマッピングを使った大型の動く映像を投影します。清田区初のプロジェクションマッピングになりそうです。

この校舎にプロジェクションマッピングが投影されます

 プロジェクションマッピングは、コンピュータで作成したCG(コンピュータグラフィックス)と映写機器(プロジェクター)を使って建物や様々な物体に映像を映し出す技術のことです。

 JR東京駅の駅舎に映し出す映像などが話題になりました。近年は、さっぽろ雪まつりの大雪像にもプロジェクションマッピングを用いて、大きな動く映像が映し出されて人気となっています。

制作する関根治彦教頭先生

 清田小学校のプロジェクションマッピングは、校庭に面した校舎の壁面と窓に映し出します。大きさは幅20メートル、高さ7~8メートルほどになるそうです。

 スノーキャンドルの点灯式に合わせてマッピングがスタート。清田区の歴史などを表現しながら、音楽に合わせて8分ほどの映像が躍動する予定です。

プロジェクションマッピング(出典:ウィキペディア)

 制作するのは、教頭の関根治彦先生。関根先生は、プロジェクションマッピングのフリーソフトを使って、自宅で試作したことはあるそうですが、一般に公開するのは今回が初めてだそうです。

 職員室のパソコンではパワー不足ということで、自宅のパソコンで本番までに完成させる予定です。

 関根先生は「多くの児童や保護者らに参加してもらいたいと思い、プロジェクションマッピングをやることにしました」と話しています。

 どんな映像が見られるのか楽しみですね。

昨年の清田小学校「まちの灯り」

 清田小学校の「まちの灯り」は、平成24年から始まり、今年で6回目。児童たち制作した500個のスノーキャンドルが校庭を照らし、雪上ステージでは先生や父母らが歌や踊りを披露するなど冬の一大イベントになっています。

 今年2017年は1月27日(金)17時から行います。

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