清田区真栄の山沿いにある障害者支援施設「札幌すぎな園」(真栄483番地)は1月25日(水)、たくさんのアイスキャンドルで施設玄関前を彩る「まちの灯り」を実施しました。

幻想的なアイスキャンドルの灯りが周囲をともす

寒い中、多くの人でにぎわいました

 札幌すぎな園は、知的障害などの入所者51名が生活していますが、冬場は外に出る機会も減り、さっぽろ雪まつりも遠くて行けないことから、このイベントを昨年から実施しました。今年は2回目の開催です。

きれいだね。光のオブジェ

 アイスキャンドルは職員らの手作りで、透明度が高く、キラキラとしてとてもきれいな輝きです。

 今年は、風船を使って作った丸いアイスキャンドルを木から吊るすタイプのものも制作、入所者やその家族の方々の目を楽しませていました。

空中に浮かぶキャンドル

温かい灯り

花火が打ち上がるたびに歓声!

 会場では、花火大会も実施。職員が打ち上げ花火を上げると、冬の夜空に様々な花火が咲き、会場から歓声が起こりました。

 また、テント内では温かいココアと甘酒のコーナーが設けられ、大人気でした。

 会場では賑やかな音楽が流れ、雪山に向かって幻想的な模様が光で映し出されるなど、冬のイベントを盛り上げる仕掛けもさまざま行われました。

人気のココア・コーナー

ノビロ青年の家の雪だるま

 職員に手を引かれて見学する入所者にも、笑顔があり楽しそうでした。「入所者になんとか冬を楽しんでほしい」と願う職員さんたちが、一生懸命に頑張っていたのが印象的でした。

 すぎな園に隣接するノビロ青年の家では、連動して玄関前に雪だるまや雪像を制作、人目を引いていました。

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