白旗山自然観察の森(清田区真栄494番地)で1月31日(火)、清田区歩こう会が開催され、参加した42人がかんじき(スノーシュー)を履いてウオーキングを楽しみました。

 歩こう会は、平成11年度からウオーキングを通して健康づくりに取り組んでもらおうと、清田区健康づくりリーダーの協力により、清田区が毎年開催しています。平成19年度からは雪が降り積もる冬にも活動を広げ、かんじきを用いたウオーキングを実施しています。

 この日、参加者はまず清田区役所講堂に集まり開会式を行いました。高橋彰清田区長が「清田区のシンボルである白旗山を、皆さんと共に歩けることを楽しみにしてきました」とあいさつ。開会式が終了すると一行は白旗山へ向け、バスで出発しました。

 スタート地点の白旗山森林活用センターに着くと、それまで降っていた雪はやんで青空が広がり、絶好のウオーキング日和となりました。

 参加者は準備運動し、かんじきを装着してウオーキングを開始。1時間で2キロ回るコースと、2時間で3キロを回るコースが設定され、参加者は自分の体力に合わせてそれぞれコースを選択しました。

 前日から雪が降り積もったこの日の白旗山は、新雪でふかふかの状態。白旗山森林活用センターの職員は「今日は最高のコンディションです」と話していました。

 最初は深く積もった雪に足が埋まってしまう場面もありましたが、参加者は徐々に歩き慣れてくると、楽しく会話を弾ませながら雪の上を歩いていきました。白旗山の冬の自然に触れ、爽やかな汗を流しながら、無事にウオーキングを終えました。

[広告]