札幌市清田区出身のシンガーソングライター佐藤広大(こうだい)さんが2月8日(水)、シングル「スノーグローブ」でビクターエンタテインメントよりメジャーデビューしました。

 佐藤広大さんは清田区真栄の出身。真栄小学校、真栄中学校、札幌国際大学(清田区清田4条1丁目)出身という清田っ子です。

メジャーデビューした佐藤広大さん

 デビューCD「スノーグローブ」のカップリング曲は、人気ダンス&ボーカルグループのEXILE・SHOKICHIさんから贈られた曲です。

 苫小牧出身のSHOKICHIさんとは札幌国際大学で知り合い、一緒にボーカルユニット「Jach Pot」を結成。大学近くにある清田のカラオケボックス「キャッツアイ」で、よく2人で歌の練習をしたそうです。

 佐藤広大さんが本格的にシンガーを目指して活動を開始したのは大学卒業後の2009年から。アルバイトをしながら歌の勉強をして徐々にその才能と存在が認められるようになってきました。

 そして、インディーズで出した曲が、テレビの情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」のエンディングテーマに選ばれるなど頭角を現してきました。

聴く人の心をほぐす佐藤広大さんの歌

 テレビ、ラジオでも活躍しています。札幌を拠点に活動する佐藤広大さんは現在、地元札幌のFM局「NORTH WAVE」で「from R&B」(火曜22時~23時)、「RADIO GROOVE」(水・木19時~21時、生放送)の週3本レギュラー番組を持ち、ラジオパーソナリティーとしても人気上昇中です。

 またテレビ北海道の「音語ーおとがたり」(金曜26時~26時30分)にもレギュラー出演しています。

 こうした活動を通じて佐藤広大さんのファンは確実に増えています。2月5日(日)、メジャーデビューを前にJR札幌駅の札幌パセオ・テルミヌス広場で開催したライブ・イベントには、大勢の人が集まり、用意したイスは満席となり立ち見の人も多くいました。立ち見の人の中に、高橋彰清田区長の姿もありました。

 若い人だけでなく、子どもや年配の人の姿も目立ち、幅広い年代層にファンは広がっているようです。

地元の清田区成人式で新成人にエールを贈る=2017年1月9日

 それというのも、佐藤広大さんの歌は「順調に行かない日々を支えてくれた仲間や地元に人たちの愛に気づき、『感謝』『恩返し』を芯として、聴く人の心を両手でほぐすようなメッセージソング」(佐藤広大さんのオフィシャル・ウェブサイト)だからだと思えます。

真栄さぼてん公園に贈った時計

 メジャーデビュー曲の「スノーグローブ」もそのような曲です。

 佐藤広大さん自身、謙虚でソフトな人当りの好青年です。このあたりが、多くの人に愛されるゆえんのような気がします。

時計を設置した真栄さぼてん公園で、地域の人たちと=2016年6月7日

 歌の活動の傍ら、佐藤広大さんは地域への恩返しとこれからの北海道の子どもたちのために「あおぞらプロジェクト」という団体を立ち上げました。

 昨年、NPO法人化し、子供の頃によく遊んだという真栄さぼてん公園(清田区真栄4条4丁目)や真栄東公園(清田区真栄5条5丁目)をはじめ、南区の旧石切山駅(石山振興会館)、篠路はまなす公園などに時計を贈呈する等の活動行っています。

真栄東公園にも時計を贈り、地域の人や美しが丘幼稚園の園児らと=2016年10月24日

 佐藤広大さんは真栄中学校に通っていた頃、近くの羊ケ丘通りにあった「グランプリ」というカラオケボックスに友達とよく行き、歌の練習をしたそうです。そのころから歌手になりたいという願望があったようです。

 そして、今も生まれ育ったふるさと清田区への強い愛情を変わらずに持ち続けています。真栄中学校のPTAで講演したり、美しが丘幼稚園で交流事業を続けたりしています。

 今年1月9日の清田区成人式。ゲストに呼ばれた佐藤広大さんは、メジャーデビュー曲の「スノーグローブ」など2曲を新成人たちの前で熱唱。新成人たちに熱いエールを贈りました。

 これについて佐藤広大さんは「自分も10年余り前に参加した成人式の場に、清田区出身のアーチストとして参加でき、新成人の皆さんに僕の経験が多少でも伝えられた。名誉なことで、とてもうれしかったです」と謙虚に話しています。

 「メディアデビューはスタートライン。これからが大変だけど、頑張ります」と、2月5日のライブイベントで語った佐藤広大さん。活躍を期待しています。

 佐藤広大さんのオフィシャル・ウェブサイト

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