清田区出身の女性シンガーソングライター LOVERSSOUL CHIHIROさんがCDのリリースやコンサート活動、ラジオのパーソナリティーなどで活躍しています。

LOVERSSOUL CHIHIROさん

 CHIHIROさんは清田区出身で、今も清田区在住です。J-POPのシンガーソングライターで、昨年9月から今年4月にかけて、「思い出がふえる前にサヨナラしよう」「真冬のキセキ」などシングルCDを3作連続リリースするなど精力的に活動しています。CHIHIROさんが作詞、作曲し自ら歌っています。

 毎週水曜日19時から、AIR-G(FM北海道)のラジオ音楽番組「NOW&NEXT」でパーソナリティーとしても活躍しています。普段から音楽制作を行い、他のアーティストに楽曲提供もしているそうです。

 また、札幌市政PR番組「サッポロスマイルTV」のテーマソングや、札幌国際大学、セイコーマート、札幌競馬場などのテレビCMにCHIHIROさんの楽曲が抜擢され話題になりました。

 「LOVERSSOUL」はCHIHIROさんの音楽活動ソロプロジェクト名です。一般に「LOVERSSOULのCHIHIROさん」と呼ぶことが多いそうです。

 CHIHIROさんは1989年、清田区生まれ。歌手になりたいと思ったのは7歳の時。歌って踊る安室奈美恵さんをテレビで見て、「自分も踊れる歌手になりたい」と思ったそうです。そして、札幌の芸能養成スクールに通い、小学生の時から歌と踊りのレッスンを受けていました。作詞作曲は9歳から始めたといいます。

 小学6年生の時、江別市で行われたNHKのど自慢大会に友達3人で出場し、グランプリを取って、東京・NHKホールで行われた全国大会に出場したこともあったそうです。この時、たまたまゲスト出演者が、大ファンだった安室奈美恵さんで、CHIHIROさんは「とても感激した」と言います。

 清田区の中学2年生で14歳の時、本格的に音楽の勉強をしようと上京。所属事務所の寮で生活しながらレッスンに励み、15歳でCandyという名で歌手デビューしました。

 しかし、7年後の2012年に清田区に戻って来ました。「挫折も味わった」と言います。「もういちど自分の音楽のルーツをたどろう」と、清田図書館にある音楽CDで映画音楽や日本の歌謡曲などを聴きました。

 自分の書く曲は、聴いてきた音楽から影響を受けていることを改めて気づいたそうです。昨年からのシングル3作にも「日本の歌謡曲の要素が入っている」といい、それは「懐かしさや哀愁」だと言います。

 CHIHIROさんが聞いた歌謡曲は、松田聖子さんやアンルイスさん、藤圭子さん、岩崎宏美さん、荒井由美さんらの歌だそうです。古いところでは、終戦直後の「リンゴの唄」なども聞き、印象に残ったといいます。

 待望のシングル第3弾「嵐が丘」は4月5日にリリースされます。4月14日(金)には、札幌KRAPS HALL(中央区南4条西6丁目 タイムズステーション1階)でワンマンライブ、5月21日には東京・渋谷のLast Waltz by shiosaiでもワンマンライブを予定しています。

 地元の清田区に帰って5年。CHIHIROさんは「地元への感謝の身持ちを音楽で表していきたい」と、さわやかな笑顔で話してくれました。CHIHIROさんの公式ホームページもご覧ください。

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