八紘学園の花菖蒲園(札幌市豊平区月寒東3条11丁目)にきょう7月8日(土)、行ってきました。ハナショウブが咲き始め、北海道らしい牧歌的な風景が夏の青空の下、広がっています。

 花菖蒲園は学校法人八紘学園北海道農業専門学校が運営する農業教育施設です。普段は一般に開放されていませんが、ハナショウブが咲く期間だけ、一般開放されます。

 今年は7月7日から7月23日(8時30分~17時30分)まで開放され、満開予想は7月11日~7月20日ごろだそうです。入園料400円。駐車場あります。

 花菖蒲園は2ヘクタールの広大な敷地に約450種、10万株のハナショウブが、学生たちの手で栽培されています。

 花畑の一角はラベンダー畑になっていて、紫色のかれんな花が咲き始めています。

 紫や白、ピンクなどのハナショウブが夏の青空の下で、さわやかに咲いており、壮観です。丘の上には月寒ドームのほか、今年は木下サーカスの赤いテントが見えます。

 花菖蒲園では期間中、一日2回の花菖蒲ツアーも実施しています。学生・職員が案内してくれます。

 売店では、学生たちが育てた切り花や花苗を販売、人気です。また、「月寒あんぱん」やジュース類も売っています。

 八紘学園の花菖蒲園は、同学園の創始者・栗林元二郎が月寒の地に移住する際、東京から持ち込み栽培したのが始まりだそうです。

 この花菖蒲園と周辺の風景は、「これぞ北海道」という景色で、昔の月寒の農村風景を想像させてくれますね。

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