医療と介護を身近に楽しく学ぶ「コムフェス2017」が7月23日(日)、里塚・美しが丘地区センター(清田区里塚2条5丁目)で開催されました。今年も高齢者のファッションショーが行われ、客席から喝さいを浴びて盛り上がりました。

 清田区内の病院や介護施設で働く医師や薬剤師、介護職員らでつくる「リフレ・タウンプロジェクト」の主催で、昨年に続き2回目の開催でした。札幌里塚病院の内科医師、松永隆裕先生の呼びかけで始まったイベントです。

ファッションショーの出演者とスタッフの皆さん

 ファッションショーは10人の高齢者がモデルとなりました。車いすの人や入院中の患者さんもいます。それぞれ若いころ来ていた背広やドレス、着物などを北翔大学の学生たちがリメイクしました。

バーカウンターで談笑

 モデルの皆さんはそれらをカッコよく着飾って登場しました。

リトミック

 最高齢は91歳の男性。白いスーツ姿がとてもダンディーで、舞台の上を颯爽と歩きました。医師や介護職員らがエスコートし、会場は大いに盛り上がりました。

 また、本物の医療器具を使った内視鏡手術や胃カメラ、超音波検査などの医療体験は、子供たちの人気を集めていました。

糸を使った縫合手術体験

 会場の一角では、美容師によるヘアアレンジの無料サービスもあり、これは女の子たちに人気でした。

女の子に人気、ヘアアレンジ

 バーも館内に開店。ジュース類だけでなくビールなども提供されました。焼きそば、焼き鳥なども販売され、バーは飲食と、地域の人たちの交流の場になりました。

 生演奏で手遊びしたり、リズム遊びで頭をフル回転させる「リトミック」も行われました。

 最後に、ファイターズ観戦券や道産食品、近隣飲食店の金券などが当たるお楽しみ抽選会を行い、今年のコムフェスは終了しました。

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