平岡樹芸センター(札幌市清田区平岡4条3丁目、愛称:みどりーむ)の八重桜が見ごろになっています。五月晴れに恵まれた5月16日(木)、多くの人が花見に訪れました。

 平岡樹芸センターには、約40本の八重桜が植栽されています。このうち庭園の奥にある八重桜の並木は、見事な桜のトンネルになっていて、訪れた人は「わあ、きれいね」と見入っています。

 八重桜は、たくさんの花びらを持つ桜の総称だそうです。平岡樹芸センターでは、ピンク色の花のカンザン(関山)という品種が多く、その中に混ざって白い花を咲かせているフゲンゾウ(普賢象)という品種もあります。

 札幌で桜といえば、通常はエゾヤマザクラです。エゾヤマザクラの花は、花びらが少なく、どこかはかない感じがしますが、八重桜は花びらの数が多く花にボリュームがあって豪華な感じがします。

環境サポーターズ・三次郎の会の人たちが園内をガイド

 この日は、平岡樹芸センターのボランティア団体「環境サポーターズ・三次郎の会」の皆さんが、来園者をガイドして園内を回るイベントも行われました。

 平岡樹芸センターは、札幌市の公園で入園無料。園内には約3000本のイチイが植栽されているほか、モミジ類も700~800本植栽されています。八重桜だけでなく、いろいろな木々や花が楽しめる庭園で、平岡の住宅街にあるオアシスのような所です。

 開園時間は8時45分~17時15分で、月曜日が休みです。今週末は、八重桜の一番の見ごろになりそうです。問い合わせは、平岡樹芸センター管理事務所(TEL 011-883-2891)。

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