認知症について学び、認知症の方を支援する「認知症サポーター」の養成講座が清田区内で毎月、定期開催されることになりました。清田区も地域の高齢化が進み、認知症が身近な問題になっています。一度、養成講座を受けてみてはいかがでしょうか。

認知症サポーター養成講座=清田区北野
認知症サポーター養成講座を行うのは、清田区第1地域包括支援センター(北野1条1丁目6-28、TEL 011-888-1717)と清田区第2地域包括支援センター(清田1条1丁目5-1、プレイスビル2階、TEL 011-887-5588)です。
認知症サポーターとは、厚生労働省が2005年から始めた事業で、養成講座を受講すると認定されます。といっても何か特別なことをする人ではなく、認知症について多くの方に知っていただくのが目的の事業です。
講座は約90分で、認知症の基礎知識と認知症の方への対処法を学びます。受講は無料です。
これまで清田区内では、地域包括支援センターが、町内会などからの要請を受けて認知症サポーター養成講座を開催してきましたが、最近、関心が高まり問い合わせも増えてきたことから、だれでも参加できる定期開催を行うことにしました。
清田区内では、当面、次の日程・場所で開催します。参加費は無料で、事前に地域包括支援センターに申し込みが必要です。定員は各回20名。講師は地域包括支援センター職員が務めます。認知症に関心のある方ならどなたでも受講できます。
■9月28日(水)13時30分~15時 里塚・美しが丘地区センター(里塚2条5丁目1-1)
■10月20日(木)10時30分~12時 コープさっぽろルミネ平岡店(平岡公園東3丁目1-5)
■11月1日(火)13時30分~15時 清田区役所講堂(平岡1条1丁目)
■12月1日(木)13時30分~15時 緑愛園(北野1条1丁目6-28)
地域包括支援センターは2006年(平成18年)の介護保険制度改正で各市町村に配置されました。清田区では第1(北野・平岡地区担当)と第2(清田中央・清田・里塚美しが丘地区担当)の地域包括支援センターがあり、札幌市が設置者です。運営は社会福祉法人ほくろう福祉協会に委託されています。保健師や社会福祉士、主任ケアマネジャーなど専門知識を持つスタッフが配置されています。
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