斉藤歩さん

 4年にわたり闘病中だった斎藤歩さんが2025年6月11日早朝、ご自宅で逝去されました。

 「清田演劇のつどい」は第1回(2005年)から第15回(2024年)まで札幌座の作品を上演し続けています。札幌座は斎藤さんが手塩にかけて育てた演劇集団です。

 この間「清田演劇のつどい」19年の歩みは変わることなく脚本、音楽、演出、出演で歩さんのお世話になりました。

2017年「清き田に咲くナンミョーほうれん草」=清田区民センター。「清田愛」あふれる作品でした

 清田区創立20周年の2017年(第11回)は清田に題材を得た「清き田に咲くナンミョーほうれん草」を上演して会場はいつにも増して沸きかえりました。

 北海道の演劇界を永きにわたって牽引され、しかし60歳という早世、惜しんでもあまりあります。斎藤歩さんの遺されたものは不朽です。

今年の「清田演劇のつどい」のチラシ

 今年の「清田演劇のつどい」は第16回を迎え12月14日(日)午後2時から清田区民センターで札幌座の音楽劇「ブレーメンの音楽隊」を上演します。グリム童話の原作から、札幌座の芸術監督清水友陽(ともあき)さんが渾身の脚本と演出でオリジナル楽曲の音楽劇としてお届けします。

(清田演劇のつどい 事務局長 有田英宗)

 

 

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