
あしりべつ郷土館で「青春の歌声喫茶」
あしりべつ郷土館(札幌市清田区清田1条2丁目、清田区民センター2階)は12月11日(木)、歌声ボランティア「ふれあいサポート」(園部真人代表)とともに「青春の歌声喫茶」(郷土館で懐かしの歌)を開催しました。

歌のリードを担当した園部さん(右)とアコーディオン伴奏の立石さん(左)
年配の方を中心に35人ほどが集まり、昔の生活道具や農機具などが展示されているレトロな雰囲気の中で、昭和30年代と40年代の懐かしの昭和歌謡やフォークソングを歌いました。
歌声喫茶は昭和30年代~40年代に東京をはじめ全国各地でブームになり、札幌にもありました。若者たちが、ロシア民謡や労働歌、抒情歌、歌謡曲をみんなで歌いました。
この日は、清田区のアコーディオン奏者・立石功さんが加わり、参加者のリクエストに応じて次々と青春時代の歌をみんなで歌いました。
「若者たち」「山の娘ロザリア」「高原列車は行く」「上を向いて歩こう」「寒い朝」「いつでも夢を」「希望」「津軽海峡・冬景色」「若い二人」「川の流れのように」「高校三年生」など、立石功さんのアコーディオン伴奏と園部真人さんの歌のリードでみんなで歌いました。

「星に願いを」を美しいソプラノで歌う木村さん
また、この季節に合わせて「ジングルベル」や「きよしこの夜」などのクリスマスソングをみんなで歌いました。歌声ボランティア「ふれあいサポート」の声楽家、木村範子さんが「星に願いを」を見事なソプラノで歌ってくれました。
歌の合間には、園部さんが歌についてのちょっとしたお話を紹介し、とても楽しい歌声喫茶になりました。

「吉田用水」の歴史解説をする了寛さん
途中、あしりべつ郷土館が制作した「吉田用水」の動画を流し、郷土史家の了寛紀明さん(あしりべつ郷土館企画運営委員)が解説しました。
吉田用水は明治25年(1892年)ごろ、この地域で最初に造られた大型農業用水路で、今のコカ・コーラ裏の厚別(あしりべつ)川から取水し、北野、大谷地などに農業用水を供給しました。長さ5㎞の用水路で、その痕跡が北野3条3丁目に約500mにわたって今も残っています。
次回の「郷土館で懐かしの歌」は年明けの2月12日(木)10時~11時30分、あしりべつ郷土館で開催します。次回は朗読家・俳優・声優の石橋玲さんをゲストに迎え、「朗読と懐かしの歌」を開催します。
「郷土館で懐かしの歌」は、偶数月の第2木曜日(10時~11時30分)にあしりべつ郷土館で開催している参加型歌声サロンです。どなたでも自由に参加できます。
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