清田区の夏の風物詩になっているホタル観賞会が今年も7月20日(金)、清田区役所(平岡1条1丁目)裏のホタル池で始まりました。7月26日(木)まで毎日19時30分から21時まで開催します。

 清田区とNPO法人札幌清田ホタルの会(三浦英三理事長)の共催で、2000年(平成12年)から毎年実施しており、今年で19回目になります。昨年は期間中に約3800人が訪れた人気のイベントです。

 会場のホタル池は、長さ約40メートルの水路。ホタルが逃げないように黒色の網シートで覆っており、中は真っ暗です。

 初日の20日は、ホタル池の前で開会式を行い、小角清田区長らが挨拶した後、早速、訪れた人たちは続々と黒色シートで覆われたホタル池の会場に入って行きました。

観賞後、感想文を書く子どもたち

 札幌清田ホタルの会の人たちが、ホタル池の環境整備に努めており、今年もコンディションは上々のようです。真っ暗の中で、ホタルたちが草むらのあちこちで可憐な白い光を放つのが見えます。

 家族連れや仲間同士で来場した人たちは、足元に気を付けながら少しずつ前に進み、ホタルが光ると、「あっ光ったよ」「ほら、あそこ。きれいだね」と歓声が何度も上がっていました。

 会場では、札幌清田ホタルの会の会員がガイドも務めています。

 このホタルは、札幌清田ホタルの会の会員と平岡小学校の児童、里塚・美しが丘地区センターが幼虫を育て、今年6月19日にホタル池に放流して成虫になったものです。

 清田区役所玄関ロビーでは期間中、ホタルパネル展も開催しています。

 清田区では、真栄、有明方面の水辺や平岡公園などでホタルの光が見られるといいます。ホタル観賞会は、いつまでもホタルが飛び交うきれいな街でありたいという願いが込められています。

 なお、車での来場も心配ありません。清田区役所駐車場が使えます。

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