広範囲で停電していた清田区内は昨夜、電気が回復しました。

 一方、平岡、里塚などの地域で続いている断水が復旧するのは、札幌市水道局によると、9日になるそうです。ただし、道路や住宅の損害が激しかった里塚1条2丁目付近の復旧時期は未定です。

平岡南小学校の避難所=9月8日朝

美しが丘小学校の避難所=9月7日午後

 水道局によると、断水は里塚配水池への流入管が破損したのが原因で、7日昼、修理が終了し水道管の洗浄を開始しました。洗浄は9日中までかかる見通しだそうです。この間は濁水になり、水を出すとボイラー機器やトイレ機器が故障する可能性があるそうです。札幌市水道局は「洗浄が終わるまで、断水地域の方は水を出さないで」と呼び掛けています。

建物の損壊調査をする係員

 清田区内では、本日9月8日(土)14か所で給水所を設けています。①清田区役所横②美しが丘シープヒル公園③平岡中央小④平岡公園小⑤平岡南小⑥平岡まちづくりセンター⑦平岡5条2丁目1⑧里塚1条1丁目9⑨里塚2条3丁目16⑩里塚緑が丘5丁目⑪里塚緑が丘9丁目10⑫平岡中央中⑬里塚・美しが丘まちづくりセンター⑭清田区土木センター(平岡2条4丁目)。

 ⑫~⑭の3か所は、本日から設ける給水所で、給水袋に入れた水を用意します。

 清田区内では昨夜、およそ300人が各避難所で夜をすごしました。家屋や道路などの被害が大きかった地区に近い平岡南小学校体育館の避難所では約130人が避難。皆さん、不安な様子です。

 美しが丘小学校体育館にも多くの避難者が来ています。家が傾いたという高齢の女性避難者は「この先どうなるのか心配です」と話していました。

 里塚1条1丁目、2丁目付近は、住宅が傾き、道路はうねったり地割れがしたり清田区で被害が最も大きかった地域です。7日は、周囲を立ち入り禁止にして道路の復旧作業が行われていました。

 この地域では、札幌市の建築士が1軒1軒まわり、建物の損壊状況を調査しました。被害の程度により、赤色の紙(危険)、黄色の紙(要注意)、緑色の紙(使用可)の紙を各住宅の玄関に張っていました。

 道路が上下にうねり、地割れが多数あり、家も損壊し、いつも見慣れた静かな住宅街とは一変した光景に改めて驚かされます。

 停電中は多くの人が、スマホや携帯の充電ができず困りました。清田区役所では9月7日、auから資材の提供を受け、充電サービスを行いました。すると、どっと区民が押しかけ、一時は2時間待ちという状況でした。

 ガソリン確保も大変です。休業のスタンドが多くあり、開業している数少ないガソリンスタンドでは車の長い列ができました。どこの従業員が手作業で給油し、給油量を制限しての販売でした。

  里塚の旧道沿いにあるガソリンスタンドでは7日、11時30分に売り切れとなり、店じまい。「営業終了。ガソリン在庫切れ」の張り紙が出ていました。

本日も速報は、ツイッターの「ひろまある清田」で行います。

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