昭和歌謡をみんなで歌う「懐かしの歌謡うたごえ喫茶」が6月23日(日)、札幌市清田区の里塚・美しが丘地区センター(清田区里塚2条5丁目)で開催されました。懐かしの昭和歌謡35曲をみんなでたっぷりと歌い、昭和のあの頃がよみがえったひとときでした。
里塚・美しが丘地区センターの主催で行ったもので、初めての試みです。年配の方を中心の約80人が参加しました。

歌の園部さん、アコーディオンの立石さん
司会と歌唱指導は、「歌声ボランティアふれあいサポート」代表の園部真人さん、アコーディオン伴奏は、北海道アコーディオン協会所属で「楽団ひとり」の立石功さん。2人とも地元清田区民です。
「リンゴの唄」(昭和20年、並木路子)で始まり、会場からリクエストを募って次々と懐かしの昭和歌謡をみんなで歌いました。
「恋の季節」(昭和43年、ピンキーとキラーズ)をリクエストした女性は「8歳で亡くなった長男と歌った歌です。8歳の長男の声が聞こえてきそうです」とリクエストカードにコメントを寄せていました。
「東京のバスガール」(昭和32年、コロムビア・ローズ)をリクエストした女性は、若いころ、実際にバスガイドさんをしていたそうです。前に出て、みんなと一緒に大きな声で歌いました。
昭和歌謡は、楽しかったこと、辛かったことなど様々な人生体験をも蘇らせてくれますね。
うたごえ喫茶の合間に、昭和歌謡のトップスターで2013年に亡くなった島倉千代子さんのコーナーもあり、デビュー曲の「この世の花」(昭和30年)、「東京だョおっ母さん」(昭和32年)など島倉さんの曲5曲をみんなで歌いました。

会場の一角には喫茶コーナーも
また、園部さんのオン・ステージもあり、「憧れのハワイ航路」(昭和23年、岡晴夫)や「小樽のひとよ」(昭和42年、鶴岡雅義と東京ロマンチカ)など6曲を伸びのあるすばらしい歌声で披露してくれました。
参加した皆さんは、懐かしい昭和歌謡の数々を楽しく思いっきり歌い、いい笑顔で帰っていきました。
この日、歌った昭和歌謡は次の通りです。
■うたごえ喫茶 24曲
「リンゴの唄」「青い山脈」「白い花の咲くころ」「北上夜曲」「希望」「ブルーライトヨコハマ」「恋の季節」「港町十三番地」「瀬戸の花嫁」「琵琶湖周航の歌」「翼をください」「知床旅情」「シクラメンのかほり」「長崎の鐘」「見上げてごらん夜の星を」「宗谷岬」「大阪ラプソディ」「川の流れのように」「高原列車は行く」「下町の太陽」「銀色の道」「ここに幸あり」「東京のバスガール」「花は咲く」
■島倉千代子さんコーナー 5曲
「この世の花」「東京だョおっ母さん」「からたち日記」「鳳仙花」「涙の谷間に太陽を」
■園部真人さんオン・ステージ 6曲
「憧れのハワイ航路」「東京の花売娘」「ああ上野駅」「ラブユー東京」「小樽のひとよ」「イヨマンテの夜」
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