医療と介護を楽しく学び、住みよい健康なまちづくりを目指す「コムフェス2019」(Com.Fes2019)というイベントが7月21日(日)、里塚・美しが丘地区センター(清田区里塚2条5丁目)で行われました。

 清田区内の病院と介護施設の医師や職員らで構成するリフレ・タウンプロジェクトの主催。2016年に1回目を開催し、今年で4回目を迎えました。

 このイベントは、札幌里塚病院(清田区美しが丘1条6丁目)の内科医師、松永隆裕先生の呼びかけ始まりました。「地域の中に自分の居場所があると、暮らしやすい」という理念が根底に流れているイベントのようです。

 最大の呼び物は、高齢者がモデルになる本格的なファッションショー。「いくつになっても輝ける」をコンセプトに、今年は男女7名の高齢者がモデルになりました。

 北翔大学の学生たちと衣装を考え、学生たちが衣装を作り、舞台、照明、音楽も学生たちが力を発揮したそうです。

 モデルの高齢者たちは、きちんとメイクして、エスコート役の医師や職員らと一緒に颯爽と舞台に登場。ポーズをとったり、笑顔で客席に手を振ったり、堂々たるモデル振りでした。来年100歳になるというモデルさんもいい笑顔を振りまいていました。

 客席には家族らが詰めかけ、盛んに拍手を送っていました。モデルさんも客席の方々も、笑顔がとても素晴らしかったです。

 会場では、胃カメラ体験や血管内治療体験、薬の分包機体験など医療体験会「ブラックジャック」や、女の子向けのヘアアレンジコーナー、松永先生と僧侶広沢義宗さんのトークショー「僧侶×医師」などが行われ、さらにコーヒー・軽食などのカフェも開店しました。

 また、今回は北大の学生たちにより、コミュニティ通貨「Do」の体験が行われたほか、地区センター屋上では電動二輪車セグウェイの試乗体験会も行われ、子供たちが夢中になって試乗していました。

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