平岡中学校スクールバンドの定期演奏会が10月5日(土)、同校体育館で開催されました。
同校スクールバンドは部員73名の大所帯です。顧問の三浦拓朗先生は平岡中に着任して5年目。最初は12名の部員でスタートしたそうです。それが今、70名を超す部員数となり、練習を重ね、今年の吹奏楽コンクール全道大会では金賞に輝きました。
目標の全国大会出場はあと一歩で届きませんでしたが、2年連続の全道大会金賞は見事です。
地域でも演奏活動を行っており、今年も清田消防団総合訓練大会(6月23日)、里塚中央早期復旧を願うつどい(9月8日)、きよたマルシェ(9月14日)などで演奏してきました。
定期演奏会は今年で27回目。定期演奏会は、日ごろの練習の集大成の場であり、3年生にとっては中学生最後の演奏になります。
定期演奏会第1部は、今年の吹奏楽コンクールで演奏したコンサートマーチ「東風」、マーチ「エイプリル・リーフ」の演奏で始まりました。格調高く迫力あるサウンドが会場に響き渡りました。
第2部は、「Welcome」の演奏で始まりました。さらにNHK朝ドラ「半分、青い」の主題歌「アイデア」や、おなじみの「となりのトトロ」など親しみやすい曲を軽快なノリで演奏しました。
「スターウォーズ」セレクションは、壮大で迫力ある演奏が見事でした。
吹奏楽の演奏だけでなく、部員たちは合唱も披露しました。
会場は、保護者や友人、地域の人たちが詰めかけ、部員たちの演奏に温かい拍手を送っていました。
平岡中学校は、昨年、北海道胆振東部地震で大きな被害が出た里塚地区が校区になっています。
会場の一角には、「里塚中央早期復旧を願う集い実行委員会」から贈られた花束が飾られていたほか、里塚中央町内会の会長ら役員の皆さんも来場して部員たちの演奏に耳を傾けました。
[広告]