札幌市北区の「あいの里緑道」を歩いてきました。あいの里団地を北風や西風から防ぐように防風林のような林が続き、その中を長さ3キロメートルに及ぶレンガ敷きの散策路が整備されています。

あいの里公園からあいの里緑道への入り口

 あいの里公園(北区あいの里4条8丁目)の駐車場に車を停め、歩き始めました。あいの里公園もトンネウス沼という池の周囲に散策路がある大きな公園で、ここでも散策やウオーキングを楽しめます。

 あいの里緑道は、この公園とつながっており、公園から緑道に入っていきました。一歩中に入ると、まるで森の中のような雰囲気。野鳥の声を聞きながら、散策できます。

 ところどころに、あずま屋やベンチがあり、休憩できます。

 アジサイの花が咲いているところもありました。

 右側は道央新道(生振バイパス)という交通量の多い車道が走っており、少し車の音が気になるのが唯一の難点です。

 やがて、右手に茨戸川緑地とパークゴルフ場、左手には北海道教育大学のキャンパス(陸上競技場など)が木々の間に見えてきました。

 この辺までは、散策やウオーキング、ジョギングの人たちと出会いました。

緑道から、こんな田園風景が見える所も

 緑道は教育大学を囲むように、大きく左に曲がり南下します。右手(西側)には畑や水田などの田園地帯の風景が広がります。その後、住宅団地と田園風景の境を緑道が南に続きます。この辺から、緑道を歩く人は少なくなった印象です。

住宅街を守るように伸びる緑道

 あいの里団地は1980年代から住宅・都市整備公団や北海道住宅供給公社により造成が始まり、あいの里緑道やあいの里公園もこの時、整備されたといいます。あいの里緑道は、住宅街を守る防風林の役割があるのでは、と思います。

外から見たあいの里緑道の樹林

 拓北小学校(北区あいの里2条1丁目)の手前で、終点です。ここで引き返し、往復6キロの散策ウオーキング。平坦で歩きやすいですが、ちょっと距離のあるタフな緑道ですね。

レンガ敷きの散策路がどこまでも

 あいの里緑道が囲むあいの里の住宅街は、新しいきれいな街並みが整い、清田区にどこか似た雰囲気です。

 コロナ時代。公園・緑道歩きがおすすめです。三密(密閉、密集、密接)を避けてリフレッシュでき、なんたって無料です。

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