新型コロナウイルスの札幌市各区別新規感染者数(3月15日~3月21日、1週間)は以下の通りです。カッコ内は前週(3月8日~3月14日)。
南区 54人(16人)
西区 48人(20人)
中央区 40人(33人)
豊平区 32人(18人)
北区 32人(31人)
東区 30人(14人)
白石区 24人(13人)
手稲区 7人(8人)
厚別区 5人(12人)
清田区 5人(6人)
全市 277人(171人)
この数字は札幌市医師会がまとめたものです。
清田区、厚別区、手稲区以外の7区は、前週よりも感染者が増加しました。特に、南区での増加が目立っています。医師会によると、南区の増加は「高齢者の食品関連会社イベント参加クラスターの影響と地域への波及(飲食店、個人宅での会食・会話・訪問)の結果」だといいます。
また、英国変異株とそれによるクラスターが各区に広がりを見せています。医師会によると「現在のところ、南区、中央区、西区で特に変異株への注意が必要」とのことです。流行区での風邪症状の方には、積極的なPCR検査と、保健所への連絡(TEL 633-0725)を医師会は求めています。
3月24日20時現在、市内のコロナ入院患者は重症者が10人、中等症者が55人、軽症者が109人。ホテル宿泊療養者は170人、自宅療養者は30人です。
医師会によると、重傷者はみな変異株患者で、変異株患者は中等症以上になる確率が高いとのことです。怖いですね。
札幌市全体では、3月15日~21日の1週間で277人の患者が発生しました。前週の171人よりかなり増加しました。
実効再生産数も1.20で(3月15日~21日)、1を超えています。札幌は再拡大が心配な状況です。
[広告]
[広告]