春らしい陽気になった4月11日(日)、平岡公園(札幌市清田区)の西地区を小一時間ほど散策してきました。木道がある湿地帯ではミズバショウが可憐に咲き始めていました。
平岡公園のミズバショウは、西地区の湿地帯に群生しています。まだ咲き始めのようで、木道を歩きながら眺めることができます。
ミズバショウを眺めながら木道を歩いていると、マガモのつがいに出会いました。ミズバショウのそばを、一生懸命に餌を探しながら歩く姿が可愛かったです。
ミズバショウが群生する湿地とは別の人口湿地では、エゾノリュウキンカという黄色の美しい花が咲いていました。この花は、北海道や東北地方などの寒冷地に分布する多年草で、春先に咲く花です。毎年、ミズバショウとともに平岡公園の春を感じさせてくれます。
人口湿地は、「石狩川流域にごく一般的にあった湿地」の創出を目指しているという湿地だそうです。
マガモ以外にも、いろんな野鳥に出会いました。
クマゲラがいました。平岡公園でクマゲラを見たのは初めてです。国の天然記念物に指定されているクマゲラ。カメラを向けている数人の人たちの中に入って、シャッターを切りました。
ヒヨドリやアオサギもいました。アオサギは、人口湿地の池にいました。近くの「平岡イオンの森」を集団営巣地(コロニー)にしているアオサギと思われます。餌でも探していたのかもしれません。
平岡公園は、平岡と里塚にまたがる66.4haの広大な公園です。道央自動車道をはさんで西地区(48.4ha)と東地区(18ha)に分かれています。自然の姿をとどめた山林をはじめ、湿地、芝生広場、梅林、散策路などがあり、四季を通じて気軽に自然が感じられる公園です。
この日(4月11日)も、春らしい陽気に誘われたのか、子供連れや散策、ウオーキング、犬の散歩などで結構、多くの人が来園していたようです。
公園が広いので密にはなりません。コロナ禍の今、三密を避けて自粛疲れを癒しに来たという人が多かったと思われます。
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