新型コロナウイルスの5月10日(月)~5月16日(日)の札幌市区ごとの新規感染者数および人口10万人当たりの区ごとの新規感染者数は下記の通りです。カッコ内は前週(5月3日~5月9日)。
■各区別新規感染者数
中央区 423人(377人)
東区 324人(207人)
豊平区 286人(220人)
北区 268人(173人)
西区 265人(155人)
白石区 241人(156人)
手稲区 165人(94人)
清田区 123人(68人)
南区 115人(76人)
厚別区 91人(82人)
■人口10万人当たりの各区別新規感染者数
中央区 176.2人(157.0人)
豊平区 127.5人(98.1人)
東区 123.7人(79.0人)
西区 121.5人(71.1人)
手稲区 116.2人(66.2人)
白石区 112.7人(72.9人)
清田区 109.3人(60.4人)
北区 93.7人(60.5人)
南区 85.0人(56.1人)
厚別区 72.1人(65.0人)
この数字および分析のソースは、感染症専門医である岸田直樹先生による「札幌市の感染状況・医療提供体制の週間分析」です。札幌市のホームページに掲載、公開しています。
全区でさらに感染が拡大しています。最も感染者が多いのは引き続き中央区で423人。
人口が10区で一番少ない清田区でも123人の感染者。清田区は、人口10万人当たりの新規感染者数でも109.3人。これは東京都や大阪府よりもかなり高い数字です。
■分析
・人の接触を可能な限り絶つことが重要。
・風邪症状(咳、鼻汁、のどの痛み)、倦怠感、関節痛・筋肉痛、食欲不振などがあれば、積極的に受診、検査を受けましょう。
・札幌の医療機関は限界を迎えている。コロナだけでなく、コロナ以外の患者までも救える命が救えなくなっている状況。
■感染経路の事例
・職場、親族、同居していない家族、友人との会食・バーベキューで感染。
・同居していない家族がGWで帰省し、家族内ほぼ全員が感染。
・若者がマスク無しでカラオケ、ダンスをして感染。
・職場の人と会食・飲食で感染、仕事関係の不特定の人との出会いで感染、職場の3密休憩室で感染。
・職場の感染対策は完璧と思って、マスクなしで仕事して感染。
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