清田区の里塚・美しが丘地区福祉のまち推進センターは、豊平警察署と協力し、高齢者が迷子になったり事件事故に巻き込まれたりした際に備えて、「緊急携帯カード」を作成し、福まち推進員が希望者に配布しています。

緊急携帯カードを配布

 このカードは名刺大の大きさで、住所、氏名、生年月日、電話、緊急連絡先、かかりつけ医、血液型などを記入し、各自に携帯してもらうものです。

 里塚・美しが丘地区福まちと豊平警察署の電話番号も記載されており、カードを拾った方向けに「連絡を」という呼び掛け文も記載されています。

 高齢者で認知症の方が、自宅が分からなくなり迷子になるケースが発生していることから、この「緊急携帯カード」作成を企画したそうです。

里・美福まちの緊急携帯カード

 また、高齢者が万一の事故などにあった際、里・美福まちと豊平警察署が速やかに対応できるように配布するものです。

 カード配布の対象者は、里塚・美しが丘地区の高齢者396人です。このうち、あくまで希望者への配布ですが、すでに65人に配布済みだということです。

 10月19日(火)は、里・美福まちの後藤美智子運営委員長と豊平署の警察官が一緒に高齢者宅を訪問、カードを配布して声掛けを行いました。

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