見頃を迎えた平岡公園の梅林=2022年4月30日

 梅の花が見ごろになった札幌市清田区の平岡公園に4月30日(土)、行ってきました。白梅が7分咲き、紅梅が1分咲き。青空の下、梅の香りがほのかに漂う梅林を散策しました。

 平岡公園の梅林は白梅と紅梅合わせて約1200本の梅の木があり、毎年、花見の季節になると大勢の花見客が訪れる札幌一の梅の人気スポットになっています。

 車で行きましたが、梅林に近い第2駐車場は早くも満車。係員の誘導で、裏側の三里川沿いの芝生広場に車を停めることができました。この時期、芝生広場が臨時駐車場になりますが、ここからだとちょっと急階段の山道を登って梅林に行くことになります。

 梅林は今年、4月25日に開花宣言が出たので、結構、開花が進んでいると思いましたが、梅林入口の案内看板で「白梅7分咲、紅梅1分咲」とあるので、ちょっとびっくり。思ったほど開花は進んでいないようです。

 でも、梅林に入ると、白梅は結構開花が進んでいて、梅林内はやっぱり華やかです。春の青空が、梅の花を引き立てて、とてもきれいです。

 第1駐車場側の白梅の梅林(梅の香橋を渡ってすぐの梅林)は、すでに満開に近い状態で、見事な梅のトンネルを作り出しています。

 コロナ禍のために2020年は公園を完全閉鎖し、花見はまったくできませんでした。

 2021年は、花見はできましたが、開花エリアは工事などで用いるコーンと規制バーで立ち入り禁止措置が敷かれるものものしさで、間近で花を観賞することはできませんでした。

 今年は、梅まつりこそ中止ですが、規制は大幅に緩められ、シートを敷いてお弁当を食べるお花見もOKとなりました。

 実際、梅の花の下でお弁当を広げる家族連れやグループの姿も多く見られました。まだまだ「歩き花見」の人が多いですが、今年はだいぶ、以前の花見風景に戻った感じがします。

 今年は臨時売店も4月29日、梅林エリアに開店しました。ただし、お土産と人気のウメソフトクリームは販売しますが、軽食の販売はありません。梅ソフトクリームの売店前は、長い長い行列ができていました。

 梅林を抜けて、湿地帯の木道を歩くと、すでにミズバショウは終わっていましたが、エゾノリュウキンカがまだ黄色い花をつけて目立っていました。

 この時期、梅林を訪れたついでに平岡公園の他の場所も散策していく人を多く見かけます。

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