清田区の朝野球大会が、今冬の大雪の影響でグラウンドの雪解けが遅れて、中止になりました。

まだ雪が残る清田公園サブグラウンド=2022年5月15日

 2020年と2021年もコロナ禍で中止になっており、これで3年連続の中止になりました。関係者は「今年こそは開催を」と期待していたため、がっくりしています。

 清田区軟式野球大会は例年、5月連休明けから10月まで毎朝5時30分から、清田公園グラウンド(札幌市清田区清田1条2丁目)とサブグラウンドで開催されてきました。もう30年以上の歴史があるそうです。

 参加チームは40チームに及び、社会人の皆さんがレベルに応じて1部から4部に分かれ、それぞれ総当たりのリーグ戦を行います。

 選手たちは仕事に行く前の早朝、元気に野球でひと汗かいていたものです。選手同士の親睦、地域の交流にも朝野球は役立っていました。

4月15日

4月28日

5月11日

 ところが、清田公園サブグラウンドが今冬、大雪のため札幌市の臨時の雪捨て場になり、大量の雪が運ばれました。今も業者が重機を使って必死に雪割り作業をしていますが、運ばれた雪が多すぎて、5月17日現在もまだ雪が残っています。

大雪で壊れたバックネット

 昨年はこのサブグラウンドに雪は捨てられなかったそうで、今年の大雪はやはり異常だったようです。

 また、サブグラウンドの野球のバッグネットも大雪で壊れてしまいました。まだ、修復されていません。

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