旧道の「あしりべつ桜並木通り」(札幌市清田区清田1条1丁目~北野1条1丁目)で7月1日(金)、歩道の花壇の花苗植えが行われました。

花苗を花壇に植える住民
花苗植えを行ったのは、清田地区町内会連合会や南北野町内会、NPO法人札幌ホタルの会、NPO法人あしりべつ川の会、清田区老人クラブ連合会、北海道コカ・コーラボトリングなどの9団体およそ50名の地域の人たちと区職員らです。
坂下広場(北野1条1丁目)に集合し、猪野毛清田町連会長と山田清田区長のあいさつの後、早速、10 ある花壇に散らばり、マリーゴールドやベコニアなど色とりどりの花苗500株を植えていきました。
各花壇には、すでに宿根草が植えられており、この日の花苗植えは、その周囲や隙間の土に植え込みました。
旧道は、もともと明治6年(1873年)に北海道開拓使が造った札幌本道(室蘭街道)がルーツ。昭和28年(1953年)に札幌―千歳間が当時では珍しいアスファルト舗装され、「弾丸道路」と呼ばれました。

マイクで挨拶する山田清田区長
昭和46年(1971年)には、北野-里塚間が直線化され、これが現在の国道36号線になっています。明治以来のそれまでの道路は「旧道」と呼ばれるようになりましたが、清田の発展を支えた幹線道路であり、とりわけ北野1条1丁目~清田1条1丁目の北海道コカ・コーラ前の区間は「あしりべつ桜並木通り」という愛称を付けて、区民や地域の人たちに親しまれています。
「あしりべつ桜並木」という愛称は、この区間にエゾヤマザクラが植え込まれており、春にはちょっとした桜並木になるからです。なお、「あしりべつ(厚別)」は明治から昭和19年までの清田区の旧地名です。
この区間の1年草の花苗植えは2014年から行っていますが、2020年と2021年はコロナのために造園業者に植え込みをお願いしました。地域の人たちによる花苗の植え込みは3年ぶりです。
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