札幌国際大学(札幌市清田区清田4条1丁目)は7月1日付けで女子サッカー部を創設しました。北海道内の大学で女子サッカー部を持つのは札幌大学に次いで2番目です。

記者会見の様子
同大学は7月11日(月)、蔵満保幸学長や田部井祐介女子サッカー部監督(同大学スポーツ人間学部講師)、コンサドーレ北海道スポーツクラブの岩崎亮輔代表らが出席して記者会見し、女子サッカー部の創設を発表しました。
同大学には、女子サッカー経験者の学生が既に数名いますが、当面は道内の高校などに働きかけて学生を集め、本格的な活動は2023年4月からということです。
道内の高校で女子サッカー部があるのは12校ほどあるといい、ほかにクラブチームもいくつかあるそうです。

札幌国際大学サッカー場
北海道の女子サッカーのすそ野は少しずつ広がっているようですが、さらに、北海道の女子サッカーの普及と強化を目指して、札幌国際大学女子サッカー部を創設したということです。
田部井監督は、筑波大学大学院(コーチング学専攻)を修了し、筑波大学体育センター特任助教などを務める傍ら、筑波大学女子サッカー部を指導(2013年~2018年)。その後、札幌国際大学に来てからは、同大学サッカー部(男子)の顧問を務めてきました。
札幌国際大学はコンサドーレ札幌と包括連携協定を結んでおり、サッカー部(男子)の監督は、コンサドーレから来ています。女子サッカー部でもコンサドーレは、様々な支援を行っていく考えです。
この日、記者会見に同席したコンサドーレの岩崎代表は「我々は2015年に、女子の北海道リラ・コンサドーレを立ち上げました、そこで培ったノウハウを提供して、北海道の女子サッカー発展に札幌国際大学とともにチャレンジしていきたい」と語りました。
また、蔵満学長は「将来、なでしこジャパンに入っていく学生が出てくる、そんな夢を持っています」と抱負を語りました。
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