新しい清田区長として知野学さんが4月1日付で就任しました。

知野学清田区長

 知野さんは第12代清田区長。3月までのポストは札幌市の市長室長という秋元市長の最側近のポストでした。「区民の声が市長や市役所に届きやすくなるのでは」と、地域では早くも期待の声があがっています。

 清田区のイメージを訪ねると、知野区長は「豊かな自然と美しい街並みが調和した街というイメージを持っていましたが、着任してみたら、やはりその通りでした。地域活動が活発で、持ち屋率と年少人口率が札幌10区の中で清田区は1位。住民の暮らしが安定していて落ち着いている印象があります」と言います。

 区長としての抱負については「コロナが一時より落ち着いてきたので、地域の活動やイベントが再開するようになるでしょう。私もそうした場面に顔を出し、住民の声を聞いて一緒に活動できることが楽しみです」と意欲を語ります。

 もう一つ知野区長が力を入れることがあるようです。「清田区民センターを区役所周辺に移転、新築する仕事に全力で取り組み、早期移転を実現したいと思っています」ときっぱりと宣言。

 地下鉄延伸については、地域の思いを市長周辺に届けてくれることに期待したいと思います。

 知野区長は函館市出身。中央大学法学部を卒業して、いったん北海道拓殖銀行に就職。しかし、公的な仕事をやりたいと、2年足らずで拓銀を辞め、札幌市役所に入りました。

 ここ10年ほどは市長周辺の市役所中枢部局の勤務が続いた経歴ですが、区役所勤務も結構あり、清田区が4番目だそうです。

 最初は、白石区役所戸籍住民課。ここから市職員としてのキャリアが始まったそうです。その後、中央区役所総務企画課庶務係長、西区役所地域振興課長などを経験。住民と直接触れ合う区役所勤務の経験も十分ある知野区長です。

 最近はコロナでカラオケはやらなくなったそうですが、以前は、五木ひろしさんの歌をよく歌ったそうです。最近よく聴くのは「あいみょん」さんの歌だそうです。

 自宅は北区で、清田区役所までは1時間かかっての通勤になるそうです。知野区長は、とても人当たりの柔らかい人です。手腕に期待したいと思います。

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