今年は清田区地域に最初の開拓農家・長岡重治が入植してから丁度150年の節目に当たります。これを記念して、清田区民センター(清田区清田1条2丁目)は6月24日(土)、清田区発祥の地である清田小学校(清田1条4丁目)周辺の碑や歴史の痕跡などを訪ね歩く「清田区まち歩き講座」を開催します。
まち歩き講座には、郷土史研究家の了寛紀明氏(元清田小学校長)と、北海道文化財保護協会副理事長の田山修三氏(元有明小学校長)の2人が一緒に歩き、解説してくれます。
当日は、あしりべつ郷土館(清田区民センター2階)に9時30分に集合した後、開拓功労碑のある清田小学校周辺、郷土の様々な歴史的な碑がある厚別(あしりべつ)神社、清田緑地周辺にある厚別神社発祥の記念碑などを訪ね歩きます。
清田小学校前の開拓功労碑は明治6年(1873年)、今の清田小学校付近に最初に入植した岩手県人の長岡重治を顕彰した碑です。周辺に残る長岡家のレンガ倉庫や商店、旧清田郵便局の建物、旧消防署跡・公民館跡に造った清田小の学習水田「ゆめたんぼ」なども訪ねます。
厚別神社では、境内にある旧本殿や忠魂碑、上相撲記念碑などを見て、その歴史的背景を探ります。さらに、清田緑地周辺を歩き、旧厚別神社跡記念碑や長岡家の祠などを見て回り、清田緑地内の散策路を通って、あしりべつ郷土館に戻ります。
清田区まち歩き講座は、9時30分~12時の予定で実施します。雨天の場合は、あしりべつ郷土館での室内講義(清田区の始まりと150年間の歴史)になります。
まち歩き講座の対象は、中学生以上どなたでもOKです。定員は20名。参加費は800円。申込は、6月1日(木)~6月15日(木)の期間、清田区民センター(TEL 011-883-2050)で受け付けます。先着順です。
このまち歩き講座は、あしりべつ郷土館が全面協力して実施します。了寛氏も田山氏もあしりべつ郷土館の運営スタッフです。
清田区まち歩き講座の問い合わせは、清田区民センター(TEL 011-883-2050)へ。
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