60歳以上の清田区民を対象にした「清田区民シニアスクール」の入学式が6月20日(火)、三里塚小学校(札幌市清田区里塚2条6丁目)で行われました。
清田区民シニアスクールは、2006年から清田区が独自に開催している取り組みで、三里塚小学校児童との交流授業をふんだんに取り入れたユニークな学校です。
コロナのため3年間、開催できませんでしたが、今年は4年ぶりに再開。今年の受講生は16名で、入学式には8名が出席しました。
入学式では、校長の知野学清田区長が「シニアスクールは趣味、教養、健康体操、蕎麦打ち、研修旅行もあります。仲間とたくさんの楽しい思い出を作ってください」と式辞を述べました。
今年のシニアスクールは、12月5日まで、毎週火曜日午前中に三里塚小学校と里塚・美しが丘地区センター(札幌市清田区里塚2条5丁目)を会場に開講します。
カリキュラムは多彩です。「大人のための絵本講座」「鍵盤ハーモニカに挑戦」「おいしい煎茶の淹れ方」「そば打ち講座」「絵手紙講座」などの趣味系の講座や、「スマホ活用講座」などの実用講座、「大人の算数術」「理科実験」「清田区の歴史」といった教養講座、畑作業などもあります。
三里塚小学校児童との交流授業では、手話やホタルについて一緒に学んだり、畑作業を一緒にしたりします。里塚・美しが丘地区センターでボランティア活動の体験もします。
7月25日には、マオイの丘や岩見沢バラ園、小林酒造などを巡るバス遠足も予定しています。夏休みもあります。楽しそうですね。
三里塚小学校の児童たちにとっても、シニアの方たちとの交流は貴重な体験になりそうです。
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