清田区の厚別神社(あしりべつ神社)で6月30日(金)、家庭で不要になった本を販売する古本市バザー「厚別神社モノミアレ」(本の回)が始まりました。7月2日(日)まで行われます。

厚別神社で開催中のモノミアレ(古本市)

 モノミアレとは、神道の用語を用いた造語。「ミアレ」とは神道で言う「神または貴人の誕生」と言った意味で、それに「モノ」を付けて、「モノが再び生き返る」といった意味だそうです。

 モノミアレの活動は、地域から不要品や古物を回収して厚別神社で販売、収益の一部を地域の活動に寄付するというものです。

 雨が降っても大丈夫なように、境内にテントを張って本を並べたほか、社務所内にも古本を並べてバザーを行っています。

社務所内でも開催

 小説、全集、専門書、漫画本、絵本、文庫本、雑誌、美術本など様々なジャンルの本が並べられ、初日の30日、早速、地域住民がやって来ては、本を探していました。司馬遼太郎や山崎豊子など人気作家の本もあります。

 販売価格は、概ね定価の2割程度だそうです。収益の一部は清田区少年軟式野球連盟に寄付します。

昔の全集もあります

 主催しているのは、市民でつくるモノミアレ実行委員会(西山和希代表)。4月に第1回モノミアレ(器の回)を厚別神社境内で開催し、湯飲みや茶わん、花瓶など約1000個を販売。収益の一部を厚別川に鯉のぼりを掲揚する活動を続けているNPO法人あしりべつ川の会に寄付しました。

 第2回厚別神社モノミアレの開催日程は次の通りです。駐車場あり。
6月30日(金)10時~17時
7月1日(土)9時~17時
7月2日(日)9時~15時