コープさっぽろ文化鑑賞会「桂三段の落語を楽しむ会」が9月5日(火)、札幌市民交流プラザ(札幌市中央区北1条西1丁目)で開催されました。

 これは、コープさっぽろ文化教室の受講生たちの発表会「カルチャーフェスタ」の一環として、コープさっぽろが開催した文化イベントです。

 北海道では、なかなか本物の落語に接する機会が少ないことから、札幌市清田区に居を構え、北海道を舞台に落語活動に取り組む桂三段さんに出演を依頼、実現したものです。

 桂三段さんは高座につくと、いつものように軽い漫談や小話からはじめ、続いて古典落語と創作落語を披露しました。

 桂三段さんは独特の軽妙な語り口と愉快な顔芸が持ち味で、この日もいかんなくその個性を発揮し、会場の笑いを誘っていました。

 桂三段さんは、桂文枝(桂三枝改め)一門の落語家で、上方落語協会の所属。大阪での修業時代は、師匠が司会をする人気テレビ番組「新婚さんいらっしゃい!」の前説芸人(本番前にスタジオの観客に説明をしながら小ネタを披露し、場を盛り上げる若手芸人)を務めていました。

 2015年から清田区に居を移し、北海道各地で落語会を開催。北海道の落語文化の普及に努めています。桂三枝師匠に弟子入りする前は、札幌で歯科技工士をしていたこともあるそうです。帯広市出身。

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