旧道の桜を見ながらウオーキングし、その後、参加者でジンギスカン鍋を囲む清田区「旧道 桜ウォーキング・花見会」が4月28日(日)、5年ぶりに開催されました。

旧道・桜ウオーキング=2024年4月28日、コカ・コーラ前

 主催は清田区と区民有志でつくる実行委員会で、清田区民約120人が参加しました。この催しは、旧道の魅力を再認識しようと2013年に第1回が開催され、今年で8回目。2020年~2022年はコロナで中止、2023年は悪天候で中止となったため、5年ぶりの開催となりました。

春を感じながら

 参加者は、北海道コカ・コーラボトリング駐車場(札幌市清田区清田1条1丁目)を清田区健康づくりリーダー「清田Hi遊会」のメンバーの先導で列になってウオーキングを開始。

 コカ・コーラ前付近の旧道(清田1条1丁目―北野1条2丁目)は、ちょっとした桜並木になっていて、公募により「あしりべつ桜並木」と言う愛称が付けられています。遊歩道も整備されていています。

 桜は満開を過ぎた頃でしたが、まだ十分見頃です。参加者は清田の春を感じながら歩を進めました。

鯉のぼりを見ながら

 厚別川(あしりべつ川)の厚別橋(あしりべつ橋、旧道)と清田橋(国道36号線)の間には、清田区の春の名物「鯉のぼりの川渡し」が行われていて、参加者は約90匹の鯉のぼりを見ながらウオーキングしました。

清田緑地前を行く

 さらに、春真っ盛りの清田緑地を歩き、その先の清田公園で小休止。その後、厚別川の土手を歩いてゴール地点のコカ・コーラ駐車場に戻りました。約4㎞、1時間半の健康ウオーキングでした。

ごみ拾いしながらウオーキングする山田市議(左)とコカ・コーラ社員

 参加者の中には、知野学清田区長の姿もあり、区民と一緒にウオーキングを楽しみました。また、山田洋聡市議はコカ・コーラ社員と共にゴミ拾いをしながらウオーキングしました。

お待ちかね、ジンギスカン花見会

 全員がコカ・コーラ駐車場に戻ったところで、グループごとにジンギスカンの大鍋を囲み、花見会を開催しました。ジンギスカンを焼くおいしそうなにおいが会場に漂いました。

 ウオーキングコースとなった旧道は、もともとは明治6年(1873年)に北海道開拓使が造成した札幌本道(室蘭街道)です。とりわけ「あしりべつ桜並木通り」と呼ばれる区間は、最初に入植者が開拓を始めたところで、いわば清田発祥の地です。

 旧道は昭和46年(1971年)、北野―里塚間が現国道36号線に切り替えられ、それまでの道路は「旧道」と呼ばれ、今日に至っています。

厚別川の土手を行く

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