
原爆パネル展=清田区役所玄関ロビー
札幌市は8月6日(火)~8月10日(土)まで、原爆パネル展を清田区役所玄関ロビーで開催しています。昭和20年(1945年)の広島、長崎の原爆被害の写真や、戦時中の札幌の様子を写した写真や資料を展示しています。
札幌は直接の戦禍はなかったと思われがちですが、日本の北方を守る要衝としての役割があり、札幌には月寒地区をはじめ軍や戦争に関する多くの施設がありました。その様子も、札幌市が開設している「札幌市平和バーチャル資料館」より写真や資料を展示しています。

広島の爆心地付近
戦時中、食糧難のため野菜畑になった大通公園の写真なども展示されています。また、札幌でも軽川(手稲)や丘珠、白石などで米軍機による空襲があったことも紹介されています。

野菜畑になった大通公園=昭和19年(1944年)
清田区役所における原爆パネル展は、期間中8時45分~17時15分まで。土曜日は9時15分~17時まで。
札幌市は終戦記念日の8月15日(木)14時30分~16時30分(予定)まで、「平和のつどい」を札幌駅前通地下歩行空間(北3条交差点広場)で開催します。コンサート、平和訪問団による長崎県への派遣報告、長崎県の被爆体験者の講話、HBC少年少女合唱団ジュニアクラスによる合唱などを予定しています。
[広告]