「災害は忘れた頃にやって来る」と昔は言われたものですが、最近は地震、水害、土砂崩れなど、「災害はいつやって来てもおかしくない」感じです。

防災訓練に参加した皆さん=北野台小学校

 そこで、令和6年度清田区防災訓練が10月5日(土)、北野台小学校(清田区北野4条5丁目)で行われ、地域住民と清田区職員が、避難所の開設や運営などを真剣に学びました。

簡易ベッドの設置体験

 この防災訓練は清田区が主催。今年は北野地区町内会連合会を中心に、清田区内の町内会役員ら約60人と清田区職員約20人が参加しました。

 はじめに、札幌管区気象台の佐鯉央教・地震津波防災官が講演し、札幌で想定されている大規模地震の概要や、家庭で行うべき地震への備えについて説明しました。

簡易トイレの設置訓練

 その後、参加者は避難所開設訓練を行い、簡易ベッドや簡易トイレの設置体験などを行いました。

 清田区では2014年9月に大雨で厚別(あしりべつ)川が増水し、氾濫寸前まで行ったほか、2018年には大きな地震被害に見舞われました。

 そして、最近は全国各地で地震や水害、土砂崩れなどの大規模災害が頻発していることから、参加した皆さんは真剣に訓練に取り組んでいました。

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