清田中学校吹奏楽部の第16回定期演奏会が10月26日(土)、同校体育館で開催されました。2024年度東日本学校吹奏楽大会(中学生部門)に北海道代表として出場し、見事金賞を受賞した「清田中の吹奏楽」を家族や友人、地域の人たちに披露しました。

清田中学校吹奏楽部第16回定期演奏会

 清田中吹奏楽部は部員45名(1年17名、2年13名、3年15名)。今年は、8月30日に札幌コンサートホールKitaraで開催された北海道吹奏楽コンクール(中学生・B編成の部)で金賞を受賞し、北海道代表として10月12日に水戸市で開催された東日本学校吹奏楽大会に昨年に続き出場しました。

 東日本学校吹奏楽大会は関東、北陸、東北、北海道の代表校30校が出場します。B編成の部(35名以下)は、全国大会がなく、東日本大会が最上位大会。事実上の全国大会です。

 この東日本大会に清田中吹奏楽部は2年連続で出場し、昨年は銀賞で悔しい思いをしたそうですが、今年は見事金賞に輝きました。部員たちはいろんな悩みや壁にぶち当たったようですが、それらを乗り越えての快挙でした。

多くの人で埋まった会場

 清田中吹奏楽部の頑張りは、地域に元気をもたらしてくれます。この日の定期演奏会には、家族や友人、そして地域の多くの人が詰めかけました。

 演奏会は、東日本学校吹奏楽大会で演奏したバルトーク作曲「『舞踏組曲』より」の演奏で始まりました。顧問の下坂哲也先生の指揮で、格調高く迫力ある演奏です。続いて「オーディナリーマーチ」を演奏しました。

 休憩後、部員たちは制服姿からそろいのTシャツスタイルになり、清田中吹奏楽部の定番曲「勇気100%」を元気いっぱいに演奏しました。ここからはポップス系の曲の演奏になり、「Official髭男dismメドレー」などを軽快なノリで演奏しました。

 また、水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」や坂本九さんの「上を向いて歩こう」などの昭和歌謡も吹奏楽で演奏しました。

顧問の先生に3年生から感謝の花束

 演奏の合間には、吹奏楽部の指導に当たった顧問の下坂先生と副顧問の村上加奈先生に3年生から感謝の花束が贈られました。また、その3年生には1、2年生から感謝の花束が贈られました。

3年生による「ありがとう」の演奏

 この日の演奏会、部員たちは支えてくれた人たちへの「感謝の気持ち」でステージに上がりました。その感謝の気持ちで、3年生たちによる「ありがとう」(水野良樹作曲)が演奏されました。

今年の活躍を表す賞状とトロフィー

 最後に、嵐の「ふるさと」を演奏しました。ところが、演奏が終わっても会場からの拍手が鳴りやまず、そのアンコールに応えてSMAPの「世界に一つだけの花」を演奏、フィナーレとなりました。会場に詰めかけた多くの人から、部員たちに温かい大きな拍手が送られました。

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