清田区消防団は10月26日(土)、大規模地震災害を想定した無線指揮訓練を清田消防署と共に実施しました。
近年、大地震が頻発していることから、清田区で大規模災害が発生した時の清田消防団の円滑な指揮・連絡体制を確立しておくことが重要と判断して、今回の訓練を実施したということです。
清田消防署に消防団指揮本部を設置するとともに消防団平岡分団と清田分団の指揮班を設置。さらに清田消防署北野出張所に消防団北野分団の指揮班、清田消防署里塚出張所に消防団里塚分団の指揮班を設置し、それぞれ消防団員が配置されました。
訓練は震度7の大地震が発生し、清田区内で甚大な被害が及んでいるという想定で実施しました。
消防団指揮本部では、消防団員が無線を使って各分団と連絡を取り合い、災害の状況把握や各分団の参集状況の確認、災害現場に出動する消火班・救助班・救急班への指揮などを確認しました。
この訓練には、隣接の北広島市消防団も注目、熱心に見学していました。
清田区消防団は現在、団員が113人。うち女性が31人です。条例による定数は130人ですので定員割れが生じています。
「わが街の安全を守る」。これが消防団の使命です。団員は会社員や自営業、学生、主婦ら様々。清田消防署と連携して、火災予防運動街頭啓発や消防団訓練、林野火災訓練、土砂災害訓練、年末年始特別警戒パトロール、消火栓の警防除雪などの活動を行っています。活動に対する報酬も支払われます。
清田消防団は、団員を募集中です。連絡は、清田消防署予防課(電話 883-2100)へ。
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