新しい清田区長として浅山信乃(あさやま・しの)さんが4月1日付で就任しました。

浅山信乃清田区長

 浅山さんは第13代清田区長。3月までのポストは子ども未来局子ども育成部長というポストでした。

 さっそく各町内会連合会の定期総会の懇親会に顔を出すなど、区内を歩き回り、地域の人たちと接触を図っています。

 中央区にお住まいで、清田区の勤務は初めてだそうです。清田区のイメージを尋ねると、「自然が豊かで、美しい住宅街が広がっているイメージがありました。着任して、実際そうでした。それから清田区の皆さんは、とても清田愛、郷土愛があるんだなと感じました。企業や商工振興会などもまちづくりに協力的な感じがしますね」。

 出身は横浜市ですが、銀行員だった父親の転勤で子ども時代はあちこち引っ越したそう。でも、子どもの頃、長く過ごしたのは札幌でした。旭丘高校を卒業して明治大学法学部に進学。

 大学卒業後は、子ども時代に過ごした札幌で公の仕事に就きたいと、平成5年(1993年)に札幌市役所に就職。振り出しは豊平区役所納税課だったそうです。

 若い頃は、都市計画関係の部署が多かったそうですが、管理職になってからは、市長政策室秘書課担当課長、宮の森まちづくりセンター所長、環境局ごみ減量推進担当課長、中央図書館利用サービス課長、豊平区保健福祉部長、危機管理局危機管理部長などに就き、様々な行政分野をこなしてきました。

 中央図書館の課長の時は、司書の資格も取ったそうです。

 経験豊富でオールラウンドな行政マンといったところでしょうか。物腰も柔らかく、いつもニコニコ笑顔の素敵な区長さんです。

 区長としての抱負をうかがうと、「多くの方が行き交い、安心して住み続けられる街を目指します」とのこと。これまでのキャリアで、様々な分野の業務をしてきた経験を活かして、ぜひ清田区をさらに住みよい街にしてほしいものです。

宮の森まちづくりセンター所長の時に描いたポケットティッシュのイラスト

 浅山区長の特技は、イラストや漫画を描くこと。これまでも、市役所で発行するチラシなどは自分でイラストを描き、デザインまでしたことが度々あったそうです。

 例えば、宮の森まちづくりセンター所長のときは、交通安全を呼びかけるポケットティッシュのイラストを自ら描き、豊平区役所保健衛生部長の時は、コロナ啓発のデザインを自ら描き、豊平区のホームページに載せたりしたそうです。4コマ漫画も描くそうです。

 清田区でも、そのうち浅山区長直々のイラストによるチラシやポスターが見られるかもしれません。

 趣味は読書とクラシックギターだそうです。ギターは宮の森まちづくりセンター所長の時に始め、今も習っているそうです。早くも、「町連のお祭りで、ぜひ演奏を」と声がかかったそうです。

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