札幌中心部から清田区（三里塚）を経て北広島市の旧島松駅逓跡までをバスで辿る歴史探訪講座が6月21日（土）、清田区民センターとあしりべつ郷土館の共催で開催されます。
明治6年（1873年）、開拓使が三里標を建てた三里川ほとり付近＝清田区里塚2条2丁目
参加申込は清田区民センター（TEL 011-883-2050）へ。参加料は800円です。
このバスツアーは、「札幌本道里程標をめぐる旅－三里塚等のバスツアー」というものです。明治6年（1873年）に開拓使が開削した北海道最初の幹線道路「札幌本道」（札幌ー函館、国道36号のルーツ）に沿って、札幌中心部から島松までバスで辿り、当時、1里（4㎞）ごとに建てられた里程標の跡などを訪ね歩きます。
「札幌本道 歴史探訪バスツアー」の史跡地図。当日、参加者に配布されます。
里程標とは、開拓使が札幌本道を開削した際、1里ごとに建てた標識です。木柱で、三里塚は旧道の三里川ほとり（里塚2条2丁目）に建てられました。そこから付近一帯を「三里塚」と呼ぶようになり、昭和19年（1944年）に「三」を取って「里塚」という今の地名になりました。
清田区は、札幌本道（現国道36号）が地域の真ん中を貫き、この道路とともに明治の開拓期、農村時代、そして今の住宅街へと発展してきました。
解説は、郷土史研究家の了寛紀明氏（あしりべつ郷土館運営企画委員）と清田区民センター運営委員会の杉本雅章氏が行います。三里塚跡など、ところどころでバスを降り、まち歩きしながらの解説があります。
■札幌本道里程標をめぐる旅
・日時 6月21日（土）9時～16時30分
・集合 清田区民センター（清田区清田1条2丁目5-35）
・行程 清田区民センター→北海道里程元標（創成川たもと）→一里標付近→二里標付近→三里標付近→六里標付近（旧島松駅逓跡）
・定員 40名
・受講料 800円
・持物 お弁当（昼食）、飲み物、筆記用具など
・資料 興味深い資料を当日、参加者に配布します
・申込 6月11日（水）～6月17日（火）までに、清田区民センター（TEL 011-883-2050）へ。
・問合せ 清田区民センター（TEL 011-883-2050）
・主催 清田区民センター、あしりべつ郷土館
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