北野地区青少年音楽のひろば=清田区民センター

 北野地区青少年音楽のひろばが11月29日(土)、清田区民センターで開催されました。北野地区の小中高校の6団体が出演し、合唱と吹奏楽の演奏を披露しました。

 音楽のひろばは、北野地区町内会連合会と北野地区青少年育成委員会が主催して、毎年この時期に開催している伝統の地域音楽会です。今年で35回目を迎えました。

 出演は、合唱が札幌北野少年少女合唱団、北野台中学校合唱部、清田高校合唱部の3団体、吹奏楽が羊ヶ丘音楽団ジュニアバンド、北野中学校吹奏楽部、清田高校吹奏楽局の3団体の計6団体。昨年と同じ出演団体でした。

札幌北野少年少女合唱団

 一番目にステージに上がったのは札幌北野少年少女合唱団。「JUMP」「切手のないおくりもの」など3曲をいつものように明るく元気いっぱいに合唱しました。

 札幌北野少年少女合唱団は今年で創立35周年。来年3月8日、札幌市教育文化会館大ホールで35周年記念コンサートを開きます。

北野台中学校合唱部

 北野台中学校合唱部は「もろびとこぞりて」(讃美歌)や「そりすべり」などのクリスマスソングを披露しました。

 北野台中学校合唱部は今年、(Nコン)NHK学校音楽コンクール道央地区大会で銀賞、全日本合唱コンクール北海道大会で銀賞を受賞する活躍でした。

清田高校合唱部

 次に、清田高校合唱部が出演。「青い珊瑚礁」(松田聖子)やオペラ曲など4曲を披露しました。

顧問の江川先生がオペラ・ソロ

 合唱部顧問の江川佳郎先生のオペラ・ソロは、大変な声量で圧巻でした。江川先生は、高校の先生の傍ら、声楽家(テノール歌手)としても活躍されています。

 また、清田高校合唱部は今年3月、10年ぶりとなる定期演奏会を札幌時計台ホールで開催しました。来年3月21日(土)、第10回定期コンサートをザ・ルーテルホール(大通西6丁目、札幌ルーテルセンタービル)で開催します。

羊ヶ丘音楽団ジュニアバンド

 休憩をはさんで後半は吹奏楽演奏。はじめに、羊ヶ丘音楽団ジュニアバンドがステージに上がり、「ドラえもん」「おジャ魔女カーニバル」などを演奏。子供たちの可愛い踊りも入って、にぎやかで楽しいステージでした。

 羊ヶ丘音楽団ジュニアバンドは福住小学校を拠点に活動している児童バンド。清田区からも8人がメンバーになっているそうです。

北野中学校吹奏楽部

 次は北野中学校吹奏楽部。1、2年生部員で「栄光の架け橋」「高嶺の花の花子さん」など3曲を演奏しました。一部、清田高校吹奏楽局の生徒が応援に入り演奏しました。

清田高校吹奏楽局

 トリは、今年も清田高校吹奏楽局。「セプテンバー」「スペイン」など5曲を迫力あるビッグバンドジャズ演奏で会場を盛り上げました。

 今年はインフルエンザが流行っていて、残念ながら「音楽のひろば」の舞台に立てなかった部員や団員たちも結構いたそうです。そうした中、会場からは1曲終わるごとに温かい拍手が送られ、青少年たちの演奏を温かく見守りました。

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