パートナーシップ排雪に代る札幌市の生活道路除排雪の試験施行がいよいよ清田区で1月19日ごろから始まります。ところが、市は地域ごとの排雪作業日をはっきりと示さないため、路上駐車の車が排雪作業の邪魔になり、排雪ができないなど混乱が起きそうです。
札幌市は生活道路の排雪について、市と町内会が費用を負担(概ね市が7割、町内会が3割)し合って実施するパートナーシップ排雪を行ってきました。
しかし、町内会の負担が増えていることや、町内会に未加入の人との不公平感が増していることなどから、札幌市は全額市の負担(税金)で排雪を行う新制度への移行を検討しています。
そのために、今冬は清田区と厚別区全域で、新制度の試験施工を行います。町内会の負担はありませんが、排雪する量はパートナーシップ排雪より少なくなる見込みです。
しかし、ここにきて大きな問題・懸念があります。
清田区土木部(土木センター)は、「いつ、どの地区で排雪を行うか」を清田区ホームページで知らせることを始めましたが、あまりに大雑把すぎて、自分の家の前にいつ排雪が来るのか全く分からないのです。
例えば、一例をあげると、下図のような記載があるだけです。「真栄4条~6条1~4丁目地区」の場合、①の地域は「1月19日頃~1月24日頃」、②の地域は「1月22日頃~1月31日頃」、③の地域は「1月28日頃~2月5日頃」となっています。
これでは、自分の家の前の道路がいつ排雪されるのか分かりません。

清田区ホームページが掲載している作業予定案内の一例
残念ながら、冬でも路上駐車している車が多数あります。市は「機械が入れず排雪作業ができないので路上駐車はしないでください」と注意を呼び掛けていますが、なかなかなくなりません。
これまでのパートナーシップ排雪は、当該町内会に排雪日の3週間ほど前に連絡が来るので、町内会では回覧で排雪作業日を周知することが出来ました。それで、排雪当日は路上駐車をしていた人は車を移動し、きちんと排雪できたのです。
たまに、排雪作業日が変更になる場合もありますが、その際も2~3日前には連絡が来たので、町内会はチラシを作って各戸に周知することが出来ました。
また、ある町内会は、パートナーシップ排雪の日は、ごみ収集車が生活道路に入れなくなるので、事前に市清掃事務所に連絡して排雪作業が始まる午前9時までに収集に来てもらう対応をしていました。この冬の試験施工では、排雪日が分からないので、この町内会は困惑しています。
もっときめ細かく区民に情報提供できないのか、区土木部(土木センター)に問い合わせしましたが、「できない」という返事でした。町内会への作業日の事前連絡も「できない」というのです。
そもそも排雪作業日の確認のため、いちいち清田区ホームページを見に行く人がどれだけいるのでしょうか。
ただ、排雪業者が作業の際、路上駐車があれば、その家に声掛けして「移動してください」とお願いすることは行うとのことです。
そもそもは路上駐車が悪いのですが、いろいろな理由で路上駐車せざるを得ない人もいることでしょう。
清田地区の町内会長は「せめて2~3日前に、お宅の町内会の道路を排雪しますよと連絡してもらえたら対処できるのだが」と不安そうに話しています。「このままでは市の試験施工は大失敗するのでは」。地域ではこんな声も出ています。
排雪の邪魔になる路上駐車はやめましょう。
ここで記したことが杞憂であることを願うばかりです。
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