ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックに出場する吉村紗也香選手(女子カーリング代表、ポジション:スキップ)と島川拓也選手(フリースタイルスキー、男子モーグル代表)の壮行会が1月29日(木)、母校の札幌国際大学(札幌市清田区)で行われました。

吉村、島川両選手を囲んで、壮行会に集まった学生、教職員と記念撮影=2026年1月29日、札幌国際大学

学生たちの拍手に迎えられ、吉村、島川両選手が会場後方から登場

 吉村選手は、同大学観光学部観光ビジネス学科を2014年に卒業。北見市常呂町出身で、カーリングとは小学4年生の時に出会い、競技を行ってきました。

晴れ晴れとした表情で並ぶ吉村選手(右)と島川選手

 高校を卒業後、札幌国際大学に入学。大学時代から頭角を現し、日本有数の実力選手として活躍してきました。

 しかし、オリンピック出場はなかなか叶わず、今回、5度目の挑戦でオリンピック出場の切符を初めて手にしました。

 この日の壮行会で、蔵満学長は「結婚、出産を経て競技を続けてきた吉村選手は、女子アスリートの鑑となるでしょう。ぜひオリンピックで実力発揮を」と激励しました。

 島川選手は札幌市豊平区出身で、札幌国際大学観光学部観光ビジネス学科を2021年に卒業。モーグルは10歳の時に、オリンピック選手の上村愛子さんの活躍を見て始めたそうです。

 大学を卒業後は札幌の会社に就職。会社員(営業)をしながら、札幌ばんけいスキー場のモーグルコースなどで練習を積み、ワールドカップで世界を転戦しています。

多くの学生が詰めかけた壮行会の会場

 壮行会は、多くの学生が詰めかけた大講堂「創風」で行われました。正面には、学生や教職員が書いた両選手への応援メッセージがありました。

決意を述べる吉村(右)、島川両選手

 吉川選手と島川選手は学生たちの大きな拍手に迎えられて会場に登場し、正面の舞台に並んで立ちました。

 両選手の紹介が行われ、田村理事長と蔵満学長から「実力を発揮して悔いのないオリンピックにしてください」と激励の挨拶がありました。

田村理事長(左)が激励の挨拶

 そして、両選手がオリンピックに向けた決意を述べました。

 吉川選手は「私たちは金メダルという目標を掲げてやって来ました。やっとそのスタートラインにつけて、今はワクワクした気持ちとともに緊張感も高まってきました」と力強く決意を述べました。

 島川選手も「表彰台に立つことを目指します。憧れからモーグルの世界に入ったので、今度は憧れを与えるきっかけの人になりたい」ときっぱり言いました。

蔵満学長も激励の言葉を述べる。吉村選手は教え子でもあるそうです

 両選手とも、周囲の支えてくれる人たちへの感謝を述べ、さらに「応援はパワーになります。今日はたくさんの学生が集まってくれて、とても力をもらいました」と、母校と後輩の学生たちに感謝を述べました。

 「大学時代の自分に声をかけるとしたら」との記者の質問に、吉川選手は「まだ、諦めるなよ」、島川選手は「もっと頑張れ」と答えていました。

 この日、吉川選手と島川選手の激励に集まった現役の学生たちも、大先輩の生き生きとした晴れ姿に逆に元気をもらい、励まされたことでしょう。

花束贈呈

 壮行会では、大学や同窓会から2選手に花束が贈呈されました。そして、最後に、選手や学生、教職員が一体となって記念写真を撮って閉会となりました。

 吉村選手は2月12日にスウェーデンと初戦、島川選手は2月10日にモーグルの予選を迎えます。

アイスホッケー女子代表の増原選手

 なお、札幌国際大学出身の五輪選手は、もう一人、アイスホッケー女子日本代表の増原海夕選手がいます。増原選手の激励会も1月15日、同大学で一足早く行われました。

 ミラノ・コルティナ冬季オリンピックには、札幌国際大学出身の選手が3人出場します。

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