清田区を拠点に活動している札幌北野少年少女合唱団は3月26日(日)、スプリングコンサート2017を「かでるホール」(札幌市中央区北2西7)で開催しました。平岡中学校スクールバンドも出演し、合唱と吹奏楽の夢のコラボが実現しました。

札幌北野少年少女合唱団と平岡中学校スクールバンドのコラボ演奏

 札幌北野少年少女合唱団は平成2年(1990年)に発足した地域の少年少女合唱団。団員は小学1年生から大学生までで、今年は58人の団員で構成しており、毎週土曜日に北野小学校で練習しています。

札幌北野少年少女合唱団の歌声が会場に響き渡った

 札幌北野少年少女合唱団のコンサートは、大きな感動を呼んだ2015年10月の25周年記念コンサート以来、1年半ぶりでした。

振付を伴って歌う団員たち

 それだけに、団員の少年少女たちは大いに張り切ってコンサートに臨んだ様子でした。

いい感じのコラボレーション!

 第1部は、主に北野少年少女合唱団による合唱の演奏。「オリジナルスマイル」「プレゼント」「群青」などの曲を元気で力強く、美しいハーモニーで披露しました。団員たちが、胸を張って元気に歌う姿が印象的でした。

 平岡中学校スクールバンドの部員や合唱団OBも加わって一部、合同合唱となりました。

 休憩をはさんで第2部は、いよいよ札幌北野少年少女合唱団と平岡中学校スクールバンドのコラボ演奏です。

OBと平岡中スクールバンド部員も入った合唱

 北野少年少女合唱団にとって、吹奏楽とのコラボレーションは長年温めてきたアイデアでした。平岡中スクールバンド顧問の三浦拓朗先生が、北野少年少女合唱団OBということもあり、今回の合唱と吹奏楽のコラボによるステージが実現したそうです。

かわいい司会

 ステージの前面に平岡中スクールバンドが位置につき、後方に北野少年少女合唱団の団員たちが並びました。

 三浦先生の指揮、平岡中スクールバンドの演奏で、札幌北野少年少女合唱団が「もののけ姫セレクション」や「どこかで春が」「花」「夏は来ぬ」「故郷」などの唱歌を演奏しました。

 また、同合唱団がステージで必ず歌う「ひとつしかない地球」も、きれいなハーモニーで歌い上げました。

 会場には、家族や友達、地域の人らが大勢詰めかけ、ステージ上ですばらしい演奏を披露する団員や部員らのはつらつとした姿を見守っていました。

室内文先生

 札幌清田少年少女合唱のステージを見ていると、毎回、選曲の素晴らしさに感心させられます。歌詞が前向きの曲が多いのです。それを子供たちが元気いっぱいに歌います。その姿を見たら、大人だって感動します。

 この素晴らしい合唱団の歌声は、長年、合唱団を指導してきた室内文先生の指導に負う所が多いと思います。子どもたちが生き生きと歌う姿は、地元清田区に元気をもたらしてくれるようです。

 札幌北野少年少女合唱団のホームページはこちら

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