清田区里塚の「絵本屋カフェ南風」(里塚2条5丁目6-5)で3月25日(土)、「早春えほんや祭」が行われ、大学生が親子や地域の人たちに絵本の読み聞かせを行いました。
このイベントを企画したのは、同店で2月から週2回、就業体験(インターシップ)を行っている北海道情報大学(江別市)の男女学生2人。
店主の出町南さんから「学生の視点で絵本文化を広めるイベントを考えてほしい」と依頼され、今回のイベント開催となりました。
この日、学生たちは最初は少し緊張気味でしたが、次第に自分のペースをつかんで読み聞かせを行っていきました。小さな子供も、興味をそそられて、学生が持つ絵本を食い入るように見つめ、話を聴いていました。
学生たちは「絵本の読み聞かせは初めて。緊張しました」と言っていましたが、とてもいい体験になったようです。読み聞かせは店主の出町さんも行いました。
会場には、親子連れだけでなく、地域の人も来て一緒に絵本の読み聞かせを楽しみました。
また、中古の絵本も格安で販売されました。売り上げは、子供シェルターの設置や運営、未成年者の保護・支援活動を行っているNPO法人レラピリカに寄付されます。
「絵本屋カフェ南風」は、元小学校教員の出町南さんが2015年4月に、自宅を改装して開店しました。たくさんの絵本や児童書が置いてあり、コーヒーや紅茶を飲みながら、出町さんと絵本選びや絵本談義ができます。
また、絵本屋カフェ南風では、さまざまなイベントも行っています。営業時間は12時~17時。予約制なので事前に電話を。TEL 011-885-2967。ホームページはこちらです。
<絵本屋カフェ南風の地図>
北海道札幌市清田区里塚2条5丁目6-5
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