清田区真栄の厚別滝野公園通(道道真駒内御料札幌線)沿いのカフェ「スウィングポット」(清田区真栄4条2丁目17-1)では毎月、ジャズライブの演奏会を行っています。清田区真栄でジャズの魅力を発信し続けているカフェ「スウィングポット」を紹介します。

ジャズのライブ演奏をするスウィングポッターズ

ジャズのライブ演奏をするスウィングポッターズ

たっぷり2時間のジャズ演奏

たっぷり2時間のジャズ演奏

 「スウィングポット」は2003年11月に開店。開店と同時に冬の3か月を除いて毎月1回のジャズのライブ演奏会を13年間、行ってきました。

店内に常設してあるピアノとドラム

店内に常設してあるピアノとドラム

 店のマスターの大畑茂さんは医療機器会社のサラリーマンでしたが、学生時代からのジャズ好きで、脱サラして「スウィングポット」を開店しました。

スウィングポット外観

スウィングポット外観

 お店は手作りケーキのおいしい、おしゃれな喫茶店です。店内の一角にピアノとドラムがあり、最初からジャズ演奏を想定した店づくりになっています。大畑さん自身もジャズ・トランぺッターで、以前はヤマハ・アベニュー・ビッグバンドのメンバーでした。

マスターの大畑さんと妻の優子さん

マスターの大畑さんと妻の優子さん

 毎月ジャズを演奏するのは、スウィング・ポッターズ(代表・高橋和久さん)というこの店独自のバンド。メンバーは札幌や千歳、美唄、室蘭などから毎月1回の演奏のために集まります。

 ピアノ、トランペット、サックス、ギター、ベース、ドラムなどで構成し、毎回、2時間ほどスタンダードジャズを中心に演奏してくれます。アマチュアながら、かなりレベルの高い演奏で、根強いファンもいるようです。

チーズレアケーキとコーヒー

チーズレアケーキとコーヒー

 「11月のライブ」は11月27日(日)19時、十数人の客の前で演奏が始まりました。「A列車で行こう」といったジャズの名曲や「男と女」「白い恋人たち」といった映画音楽などを目の前で演奏するので迫力満点。1曲終わるごとに、温かい拍手が起こります。

 美空ひばりの「リンゴ追分」をモダンジャズ風にアレンジした演奏もありました。ジャズライブはワンドリンク付きで1000円。気軽にジャズを楽しめます。

落ち着く店内

落ち着く店内

 この日、演奏が終わると、メンバーに女性ファンから花が贈られたり、また、着物を着こんで聴きに来た女性ファンもいました。

 「スウィングポット」はジャズライブの演奏会だけではありません。マスターの大畑さんは、18人編成のジャズのビッグバンドをつくり、お店で月に2回ほど仲間と練習を続けています。来年2017年には世にデビューすると張り切っています。

 また、ジャズ好きが集まって楽器持参で自由に練習するセッションも毎月1回、店内で開催しています。「スウィングポット」は、清田区のジャズ文化の拠点のような存在になっているのです。

 ジャズ以外でも、ピアノ教室の発表会などでお店を借り切る人もいます。

 12月のジャズライブは、12月17日(土)19時から。店の営業時間は10時~19時。火曜定休。TEL 011-882-9658。駐車場あり。ホームページはこちら

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