倉庫か工場を思わせるようなユニークな外観が特徴の「Cafe ZIKKA」(カフェ・ジッカ)。美しい街並みが続く清田区平岡公園東にあるスタイリッシュなカフェです。

スタイリッシュな雰囲気の店内

 代表の吉田裕さんによると、この建物はもともと2000年ごろ、地域のスーパーとして建てられたそうです。その後、中古車店になっていましたが、ある日、空き家になっているのに気づき、「ここをカフェにしたら」と思い立ち、2011年5月にオープンしました。

ユニークな外観が目を引きます

 店内に入ると、まずコーヒーや紅茶、輸入雑貨や陶器などを販売するスペースがあり、さらに奥に進むと、そこがカフェになっています。カフェは、天井が高く、とても居心地の良い空間になっています。

フレンチトーストとグラタンのセット

 カフェと販売スペースの間は店内工房になっていて、焙煎機が置いてあります。吉田さんは、ここでコーヒーを自家焙煎しています。

北欧製のカップで提供するコーヒー

 吉田さんは、札幌のコーヒー専門店で12年間働いた後、「自分の好きなコーヒーの味を出したい」と独立。店内では、自家焙煎のハウスブレンドを500円で販売しています。

 お店は本格的なカフェですが、おいしくてちょっとおしゃれな食事が楽しめるのも、この店の人気を支えている要因です。

焙煎機が見える店内工房

 おすすめは、「フレンチトーストとグラタンのセット」(飲み物付きで1100円)。ふんわりと柔らかいフレンチトーストは絶品です。

自家製パンを店内販売

 ほかにも、ハンバーグプレート(飲み物付き1100円)などが人気で、毎日、にぎわっています。食事のメニューは、吉田さんの奥さんが主に考案しているそうです。

 お店で使うパンも自家製で、毎朝、道産小麦を100%使って開店前に焼いています。店内でも食パンや菓子パン、調理パンなどを持ち帰り用に販売しています。

 販売スペースでは、北欧のカップやタオル、布巾などの雑貨も販売しています。これは吉田さんの趣味だそうで、お店で出すコーヒーのカップもシンプルな北欧製だそうです。

さまざまな雑貨が並ぶ販売スペース

 吉田さんは、今も恵庭市島松の実家から毎日、お店に通っています。店名の「ジッカ」は「実家でくつろぐような感じのお店にしたい」という思いで名づけたといいます。

 客層は、女性が多いそうです。そういえば、「清田ネーゼ」と思われる女性たちが多いような感じがします。

 このおしゃれなカフェは、ガーデニングが盛んな清田区平岡公園東という美しい街に、とてもマッチしている感じがします。

<お店情報>
■場所 清田区平岡公園東11丁目12
■電話 011-882-7018
■営業時間 10時~20時(1~3月:10時~19時)
■席数 禁煙32席、喫煙19席
■定休 水曜日(祝日の場合は営業)
■駐車場 30台
■ホームページはこちら

<地図>

北海道札幌市清田区平岡公園東11丁目12

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