清田区真栄のカフェ「スウィングポット」を拠点に練習しているジャズのビッグバンドがいよいよこの夏、デビューします。

カフェ「スウィングポット」で練習するメンバー
このバンドは、「SPJSビッグバンド」(大畑茂代表、18人)。2013年春から大畑さんが経営するカフェ「スウィングポット」(清田区真栄4条2丁目)に隔週の土曜日夜、閉店後に集まり、練習を重ねてきました。

デビューを前に熱が入ります
「SPJS」は「スウィングポット・ジャズズクール」の略だそうで、トランペット奏者でもある大畑さんが指導してきました。
メンバーは26歳から75歳までの18人で、社会人や定年退職した人たちで構成。清田区のほか札幌各区、近郊からも集まっています。みなさん「ジャズが好き」「楽器を演奏したい」という人たちです。
トランペット4人、トロンボーン4人、サックス6人、ドラム1人、ベース1人、ピアノ1人、ギター1人というビッグバンド編成です。多くは、中学高校時代に吹奏楽の経験がある人たちだそうです。

決まっていますね、トランペット
デビューの舞台は、7月15日(土)のサッポロ・シティジャズのアマチュア部門であるパークジャズライブのステージ。パークジャズライブは札幌市内20か所の会場で開催され、全国から300組、1600人が参加するアマチュアジャズのビッグイベントです。
「SPJSビッグバンド」がどの会場で出演するのか、未定だそうですが、大畑さんによると、「STVホールになるのでは」といいます。
この晴れの舞台で「SPJSビッグバンド」は、「スイッチ・イン・タイム」「ウォーター・メロンマン」「キャラバン」「トール・コットン」の4曲のジャズを演奏する予定です。

代表の大畑茂さん
また、7月29日(土)には、東区の伏古商店街ふれあい祭りにも出演します。伏古記念館駐車場の屋外特設ステージで演奏します。
そして9月2日(土)には、地元清田区真栄のアンデルセン福祉村で開催されるアンデルセン・グルメ祭りの特設ステージでも演奏します。このお祭りは約4000人が集まる地元の大きなイベントだけに、大畑さんたちは張り切っています。

カフェ・スウィングポット
真栄のカフェ「スウィングポット」で練習を始めて4年。清田区発のジャズのビッグバンドがいよいよデビューです。人前で演奏するのが夢だったメンバーたちにとって、熱い夏になりそうです。
[広告]