PMFアンサンブル清田区公演が7月16日(水)夜、清田区民センター(札幌市清田区清田1条2丁目)の区民ホールで開催されました。会場をほぼ埋めた観衆が本格的なクラシックの室内楽に耳を傾けました。
PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌)は1990年に札幌で創設された国際教育音楽祭。
35回目を迎える今年は、厳しい選抜をくぐり抜けた世界23か国・地域の若手音楽家95人が、約1か月にわたり札幌で音楽の腕を磨き、道内各地と東京で計31回のコンサートを行い、その腕前を披露します。
PMF清田区公演は1999年から行われています。かつては札幌の他区でもコンサートが行われていましたが、今も毎年続いているのは清田区だけです。
主催は、清田区、清田区青少年育成委員会、札幌国際大学、清田区民センター、里塚・美しが丘地区センターでつくるPMF清田区実行委員会です。
今年、清田公演に来てくれたのは、韓国、台湾、中国、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、ポルトガル、ドイツ、フランス、スイス、セルビア、日本の12か国の20人。
演奏した曲目は、R・カレル「九重奏曲作品43」、ビゼー(サレス編)「カルメン・ファンタジー」、プロコフィエフ「2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調作品56」、グラズノフ「弦楽五重奏曲イ長調作品39」。
若い音楽家たちが伸び伸びと演奏し、拡張高い音色が区民ホールに響き渡りました。観衆は静かに聴き入り、クラシックの音色を堪能した夏の夜でした。
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